ニュースリリース
2023年12月08日 掲載
令和5年12月8日(金)、宮崎大学農学部は、地域の活性化に対し特に顕著な貢献を行った学生を表彰する地域貢献表彰(学生部門)の表彰式を行いました。
農学部では、これまでも県内自治体や企業をはじめとする関係団体の皆様の協力を得ながら、地域に密着した教育・研究を推進するとともに、地域から必要とされ、地域で活躍できる人材の育成を目指してきました。
今年度は、令和4年度内の取り組みを学生から広く公募し、地域社会と協働した教育研究あるいは地域貢献活動に関する成果により地域の活性化に対し特に顕著な貢献があったと評価できる学生4名が、最優秀賞(1名)、優秀賞(2名)、特別賞(1名)に輝きました。令和5年度宮崎大学学生農学特別賞(地域貢献部門)受賞のことば受賞された皆様おめでとうございます。今後より一層のご活躍を期待しています。
氏 名: 後藤 龍生(大学院農学研究科修士1年)活動名称: グランメール宮崎~SECOND~
氏 名: 青山 実樹 (大学院農学研究科修士1年)活動名称: 宮崎市内のビロウならびにココスヤシの生育異常に関する研究
氏 名: 篠原 涼乃 (大学院農学研究科修士2年)活動名称: エビのエビデンス
氏 名: 齋藤 江連 (獣医学科5年生 にほんごでしゃべろう会代表)活動名称: にほんごでしゃべろう会
以下、受賞理由
氏 名: 後藤 龍生(大学院農学研究科修士1年)活動名称: グランメール宮崎~SECOND~ 受賞理由: 宮崎県の鯵を盛り上げることを目的にプロジェクトを展開し、宮崎大学学園祭"清花祭"にて宮崎県産鯵加工品「鯵ブリトー」の提供、月ごとに取れた鯵の機能性の違いについて筋肉硬度、脂肪酸組成を測定し評価。SNSでの投稿に加え、成果報告会での発表を通して高校生やその保護者、大学生などに宮崎県産鯵の魅力を伝え、これらの活動が宮崎日日新聞にも掲載されるなど、多大な地域貢献活動を実施した。
氏 名: 青山 実樹 (大学院農学研究科修士1年)活動名称: 宮崎市内のビロウならびにココスヤシの生育異常に関する研究受賞理由:宮崎を象徴するビロウ・ヤシを守り、本県の景観を維持する目的の研究活動として、地域貢献学術研究として宮崎市から助成を受け、市と県、公園協会、宮崎大学が連携して調査を行い、生育異常の原因究明を行った。本内容は日本植物病理学会九州部会で発表、高等教育コンソーシアム宮崎の公募型卒論研究発表会でベストポスター賞を受賞している。
氏 名: 篠原 涼乃 (大学院農学研究科修士2年)活動名称: エビのエビデンス受賞理由:宮崎で収穫される多種多様なエビについて、応用生物科学科が持つ「科学」の力を使って「食」と「機能性」の付加価値を県内外へアピールすることを目的として、エビの官能評価を行い、よりPRに適した調理法およびレシピを検討。宮崎県産のエビを調理し、宮崎大学学園祭"清花祭"で提供することにより、宮崎県のエビを、宮大生を中心とする清花祭参加者に認知させた。また、本活動で得た結果を「みやだい農学部の日」で高校生等一般の方々に発表することで、PRを促した。機能性の探索では、宮崎で獲れるエビのカロテノイド含量を、種類、殻あるなし、調理法ごとに分けて調査し、得られた結果をポスターにて発表した。
氏 名: 齋藤 江連 (獣医学科5年生 にほんごでしゃべろう会代表)活動名称: にほんごでしゃべろう会受賞理由:宮崎大学ではアフガニスタンのタリバンによる暫定政権樹立以降、従来の生活を維持することが困難になっているアフガニスタン元留学生やその家族を令和4年4月から受け入れ、支援を行っている。本団体は彼らの日本での就職や自立した生活を送るために、毎週3~5人の学生が日本語練習の場を提供した。また、日本人学生との交流によって互いの異なる文化を学ぶ機会も創出した。本活動については、令和4年10月に本学330記念ホールで開催された「アフガニスタンの現状」コロキュームにてポスターおよびプレゼン発表を行った。また、地元テレビ局や新聞社のインタビューにて活動の発信を行った。
受賞者に渡された景品
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