ニュースリリース
2024年07月17日 掲載
令和6年7月12日(金)、社会福祉法人木花こども園で年長児34名が大学生と一緒にカラーピーマンを使ったパンケーキ作りを行いました。
これは、こどもたちが食に関する正しい知識と望ましい食習慣を身に付けることなどを目的に、地域資源創成学部食品科学研究室(山崎有美准教授)が主催して開催したもので、今年の4月に園児たちと一緒に苗植えをしたピーマンを大学生が事前に収穫し、園児たちは大学生と一緒にパンケーキづくりを楽しんでいました。
ピーマンは温暖な気候を好む作物で、宮崎県においては昭和40年頃から栽培が拡大、現在ではその生産量が全国第二位と県を代表する作物で、皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに抗酸化作用を持つ栄養素であるビタミンCを豊富に含む、機能性にも優れた食品です。しかしながら、子供の嫌いな野菜として、ピーマンは常に上位にランキングするなど、その独特の苦味から子供達には好まれない傾向があります。
今回のパンケーキ作り体験では、苦みを抑えたカラーピーマンを自由に飾り付け、笑顔の形のパンケーキにしたりするなど、子供達に楽しみながらピーマンを食べるという過程を通して「食材のありがたさ」「食べる喜び」を知ってもらえたのではないかと思います。
宮崎大学地域資源創成学部食品科学研究室では、地域の保育園や幼稚園などと連携しながら食育活動を推進し、生涯を通じて、食べる力を養う素地醸成を目指していくこととしています。
【参考】
未就学児を対象とした食育活動 ~ 『五感を通じて"食"を楽しむ力を育む実践活動』を開催 ~https://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/topics-info/post-1091.html
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