ニュースリリース
2024年07月25日 掲載
2024年7月23日(火)、宮崎大学(鮫島浩学長)は宮崎県立宮崎南高等学校(那須雅博校長)との連携・協力に関する協定を締結しました。
同校との間では、2016年度に教育文化学部と学部レベルでの協定を締結し、「教師みらいセミナー」などを協力して実施し、将来の教育の担い手となる人材の育成を目的として連携してきたほか、同校フロンティア科の生徒が農学部や工学部に出向いて大学教員から講義を受けるなど、幅広く高大連携事業を実施してきました。また、2019年度に、同校が文部科学省より「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」の指定を受けたことから、全学レベルでの協定を締結し、探究活動においてアドバイザー教員を派遣するなど、地域に根差した次世代を担うリーダーの育成に貢献してまいりました。
協定締結に先立ち、河原美那子教諭から、同校のこれまでの産学官連携による探究学習の取り組みが説明され、続いて那須校長から「今回の発展的改変による協定締結が、地域に根差したリーダーの育成につながるものと確信している」と力強いメッセージをいただきました。また、鮫島学長からは、「宮崎を支える次世代リーダーの育成を目指すという点では、宮崎大学が見ている方向と同じで、今回の締結を嬉しく思います」と、述べられました。
宮崎大学では、高校教育の充実に資する大学教育資源の提供などを行いながら、高校と大学との効果的な連携体制を強化し、予測困難なグローバル社会をたくましく切り拓くことができる人材の育成に貢献していくこととしています。
地域との協働による高等学校教育改革推進事業:2018年3月に公示された新しい高等学校学習指導要領を踏まえ、Society 5.0の社会を地域から分厚く支える人材の育成に向けた教育改革を推進するため、「経済財政運営と改革の基本方針2018(2018年6月15日閣議決定)」や「まち・ひと・しごと創生基本方針2018(2018年6月15日閣議決定)」に基づき、高等学校が自治体、高等教育機関、産業界等との協働によりコンソーシアムを構築し、地域課題の解決等の探究的な学びを実現する取組を推進することを目的とする。 「プロフェッショナル型(11校指定)」「地域魅力化型(20校指定)」「グローカル型(20校指定)」に分けられ、宮崎南高校は「地域魅力化型」での指定を受けた。
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