ニュースリリース
2024年10月15日 掲載
令和6年10月11日(金)、株式会社ダイブ 取締役の野方慎太郎氏を特別ゲストにお迎えし、第6回ミヤダイミライ塾「価値を見出す~非観光地の遊休地の可能性」を、みやざき未来研究所が宮崎大学地域デザイン棟をメイン会場に開催し、オンライン形式を含めて約45名の皆さまにご参加いただきました。
野方氏は、大学卒業後、小売業での勤務経験を経て、リゾートバイト紹介サービスを運営するダイブに入社。営業部門の責任者やエリアマネージャーを経て、2018年に取締役に就任。非観光地にある遊休資産の付加価値を高めて地方創生事業に力を入れてきた経験があり、その経験をもとに、「人と人、人と地域が繋がることで生み出されるもの」について語っていただきました。また、「リーマンショック」・「東日本大震災」・「パンデミック」の三つの危機を経験したが、「未来の観光に向けて、関わる人を幸せにしたい」と自分の気持ちを再認識することで乗り越えられたと語り、「ぜひ外の世界を旅して自分の価値観が変わった状態で宮崎の良さを感じてほしい」と訴えました。
続いて、参加者同士で『身近な可能性のある場所』について意見交換し、「地域の神社は、何百年の歴史があるので可能性のある潜在観光地だと思う」、「自分の出身地の価値を知ってほしい、アピールしたいと感じた」など、遊休地の価値を考え、講演で感じたことを共有することができた時間になりました。
最後に、毎回恒例となったグラフィックレコーダーの小川綾氏(ワカツタ)が講義の要点をまとめたグラフィックレコードをその場で披露し、参加者から歓声が上がりました。
次回、第7回【11月1日(金)】は、プライムデリカ株式会社東居本商品部の新町一樹氏を特別ゲストにお迎えし、「食品開発者の視点」というテーマでお話しいただく予定としております。
詳細は下記URLをご覧ください。https://www.miyazaki-u.ac.jp/kscrs/news/2024/09/-6111.html
ミヤダイミライ塾「みやざき未来研究所」; 少子高齢化や事業承継問題など、地域が抱える課題が多様化するとともに、地域において分野を超えたノウハウの共有・連携などの重要性が高まっていることを背景に、宮崎のさらなる活性化に向けて議論を深めていくことを目的としている。宮崎県や宮崎県工業会、宮崎県商工会議所連合会の後援を受けて実施するもので、学生のみならず一般の方も無料で受講できるようにしており、高校生から地域住民までが一緒になって宮崎の未来について考える講座となっている。令和5年度は計12回開催し、延べ学生205名、教職員145名、公共団体等職員130名、企業等職員206名、その他38名の計724名が参加した。毎回、対面形式とオンライン形式を併用するハイブリッド形式で実施しているため、自宅からでも視聴が可能となっている。受講料無料。
特別講師 島中 翼氏;宮崎県宮崎市出身。2008年に宮崎市役所に入庁。バングラデシュITエンジニアと市内企業の採用マッチング事業や青島地域の遊休地再開発等、産学官連携を数多く経験。2024年4月より、宮崎の多様な連携による課題解決を推進する宮崎オープンシティ推進協議会に出向中。
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