ニュースリリース
2024年10月28日 掲載
令和6年10月26日(土)、宮崎県立宮崎南高等学校において、本年度第4回目の教師みらいセミナー(主催:宮崎大学教育学部)が開講され、県内14の高等学校から73名(うちオンライン参加28名)の高校生に参加いただきました。
このセミナーは、教師を目指す県内の高校生たちを対象に、宮崎大学の教員・学生、学校現場の教員等の講義や講話を通して、教師への道を考えてもらう機会を提供し、憧れや子どもが好きというだけではなく、本当に教師になりたいかを考える時間を高校時代にもってもらうことを目指して実施しています。特に、早期に教員養成を行うことを目的にしているのではなく、「教師になりたい」そして「教師として生きる」ためには、どのような資質等が必要か、漠然とした希望を現実に即した視点から見直すことを目的にしたセミナーです。
令和6年度第4回目の今回は、宮崎大学教育学部の尾﨑充希講師が「障がいのあるなしに関わらず全ての子どもがともに学べる学級・授業づくり」と題して講話とグループディスカッションを行いました。
▲グループディスカッションで高校生にアドバイスをする尾﨑充希講師(中央)
▲教師を目指すきっかけなどを高校生に語る学生
▲高校生に参加証明書を渡す戸ヶ﨑泰子教育学部長(右)
▲閉講式で挨拶をする宮崎南高等学校の牧之瀬正章副校長
参加した高校生からは「障がいがあってもその子は唯一無二の存在なのでその子自身を見てあげて寄り添ってあげられるような先生になりたいと思いました」、「障がいの有無に関わらずすべての子どもたちが楽しく学べるような授業作りをすることが教師にとって大切であり、すべてのことを助けるのではなく自分たちでできることをさせるのも教師にとって大切なことだと学びました」などの感想があがりました。
今回の第4回教師みらいセミナー終了後には閉講式が行われ、全セミナーに参加した高校生の中から代表の生徒に戸ヶ﨑泰子教育学部長より参加証明書が授与されました。また宮崎南高等学校の牧之瀬正章副校長より閉講の挨拶がありました。
教師みらいセミナーの様子はこちらからhttps://www.miyazaki-u.ac.jp/edu/news/800994efd727fb37283dbd60e3c5f3ad398aa7fa.pdf
宮崎県教員希望枠を基軸とした質の高い教員を輩出する「みやざき教員育成システム」の構築https://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/20240713_kyoiku_system.pdf
文部科学省ホームページ(地域教員希望枠を活用した教員養成大学・学部の機能強化事業)https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoin/mext_02782.html
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