ニュースリリース
2025年01月27日 掲載
2025年1月24日(金)、第91回宮崎大学イブニングセミナーを宮崎大学創立330記念交流会館コンベンションホールで開催し、オンラインでの参加も含め、約170名にご参加いただきました。
91回目となった今回は、「GXで拓く宮崎大学の未来 ~ゼロカーボンキャンパスから宇宙用エネルギーまで~」と題し、GX研究センターの教員3名が登壇。
始めに、GX研究センター長である西岡賢祐教授から、本学の再生可能エネルギー施設の紹介があり、その後、2024年4月に設置した「GX研究センター」のミッションや取組実績、設置の経緯などの説明がありました。
次に、令和7年1月に就任した高本達也特別教授から、JAXA小型月面着陸実証機(SLIM)に採用された、最新の宇宙用太陽電池について、厳しい宇宙環境に耐える太陽電池の開発秘話や製造方法などを詳細に、かつ解りやすく説明していただきました。
最後に、先端研究推進本部の矢島大輔特別教授から、オーストラリアにおける地域課題を事例に挙げて、社会実装には、その技術が適する地域があり、国内のみならず海外での社会実装の可能性があること、更に、様々な形態があることの説明がありました。併せて、社会実装には企業や自治体の皆様のご理解・ご協力が不可欠であることの説明もありました。
教員3名の講演終了後には、参加者から多数の質問があり、有意義なイブニングセミナーとなるとともに、参加者全員が、今後のGX研究センターにおける研究推進・社会実装に大きな期待を持つことができました。
発表者とテーマは以下のとおりとなります。
1.世界をリードする宮崎大学GX研究開発西岡賢祐(GX研究センター長 / 教授)
2.最新の宇宙用太陽電池 ~月面着陸機の成功に貢献~高本達也(GX研究センター副センター長 / 特別教授)
3.目指す社会実装とは矢島大輔(先端研究推進本部特別教授)
宮崎大学では、2024年2月から、ソーラーフロンティア株式会社およびソーラーフロンティア株式会社の親会社である出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:木藤俊一)は、キャンパス内設置(オンサイト)の太陽光発電としては国内最大級※となるソーラーカーポートの稼働を開始するなど、ゼロカーボンキャンパスの実現に向けて、地域をけん引する取り組みを進めてまいります。※2024年2月時点、宮崎大学調べ
セミナーの様子は、1月28日より宮崎大学公式 Youtube チャンネルで動画配信されました。ご覧いただければ幸いです。(2025年1月28日追記)
▽ 第91回宮崎大学イブニングセミナー「GXで拓く宮崎大学の未来」https://youtu.be/BclKQpSlSuw?si=tRofMht8tBfYflUc
【関連記事】
▼宮崎大学GX研究センターhttps://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/notice-info/gx.html
▼2050年のカーボンニュートラルを目指して ~ 宮崎大学ひなたブースの全電力をEV車で供給 ~https://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/topics-info/2050-ev.html
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