ニュースリリース
2025年03月14日 掲載
2025年3月7日(金)、コミュニティデザインラボ所長の松崎亮氏(三股町社会福祉協議会)を特別ゲストにお迎えし、第10回みやざき未来研究所(テーマ:「地域の人と地域の課題に取り組む」)が開催され、オンライン参加者を含め45名の皆さまにご参加いただきました。
松崎氏は、コミュニティデザインラボが考える地域共生社会として、地域の人の「やりたい」ことをタグ付けし、地域の困っていることと掛け合わせて成功した事例を紹介。このプロセスを通じて、地域に多様な場が生まれ、人々が繋がることで、交流目的の場から支援目的の場が生まれていくと説明し、主体性を引き出すためには、その人の「やりたい」という意欲や関心を引き出すための場を巧みに整えることが重要であると強調しました。
また、意見交換の時間では、参加者に『主体性が生まれる場とは?』とのテーマで、より良い地域共生社会を実現するために、参加者から活発に意見が出され、最後に、毎回恒例となったグラフィックレコーダーの小川綾氏(ワカツタ)が講義の要点をまとめたグラフィックレコードをその場で披露されました。
ワカツタ 小川氏によるグラレコ
今後の開催が決定いたしましたら下記URLにて配信いたします。https://www.miyazaki-u.ac.jp/kscrs/sangaku/event/miraijuku.html
ミヤダイミライ塾「みやざき未来研究所」;少子高齢化や事業承継問題など、地域が抱える課題が多様化するとともに、地域において分野を超えたノウハウの共有・連携などの重要性が高まっていることを背景に、宮崎のさらなる活性化に向けて議論を深めていくことを目的としている。宮崎県や宮崎県工業会、宮崎県商工会議所連合会の後援を受けて実施するもので、学生のみならず一般の方も無料で受講できるようにしており、高校生から地域住民までが一緒になって宮崎の未来について考える講座となっている。令和6年度は計10回開催し、延べ学生160名、教職員145名、公共団体等職員145名、企業等職員135名、その他49名の計634名が参加した。毎回、対面形式とオンライン形式を併用するハイブリッド形式で実施しているため、自宅からでも視聴が可能となっている。受講料無料。
特別講師 島中 翼氏;宮崎県宮崎市出身。2008年に宮崎市役所に入庁。バングラデシュITエンジニアと市内企業の採用マッチング事業や青島地域の遊休地再開発等、産学官連携を数多く経験。2024年4月より、宮崎の多様な連携による課題解決を推進する宮崎オープンシティ推進協議会に出向中。
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