宮崎大学
ニュースリリース

獣医師の安定的な確保・育成に向けて ~ 宮崎県と連携協力に関する覚書を締結 ~

2025年03月26日 掲載

2025年326日(水)、国立大学法人宮崎大学農学部(國武久登農学部長、以下宮崎大学)と宮崎県福祉保健部及び宮崎県農政水産部(渡久山武志福祉保健部長、殿所大明農政水産部長、以下宮崎県)は、宮崎県職員獣医師の安定的な確保・育成に資することを目的として、覚書を締結しました。

宮崎大学と宮崎県の間では、「宮崎県と国立大学法人宮崎大学との包括的連携に関する協定」及び「宮崎県と国立大学法人宮崎大学との地域創生に係る包括連携に関する協定」を2007年度に締結しており、今回の覚書は、これら二つの協定に基づくものとなります。

挨拶を行う國武農学部長
△挨拶を行う國武農学部長
左から:平井獣医学科長、井戸田副学部長、國武農学部長、殿所農政水産部長、渡久山福祉保健部長、河野農政水産部畜産局長
△左から:平井獣医学科長、井戸田副学部長、國武農学部長、殿所農政水産部長、渡久山福祉保健部長、河野農政水産部畜産局長

宮崎県では、将来、宮崎県職員の獣医師として働く意思のある人に、修学資金を支給し、一定期間従事する等の条件を満たせば、その修学資金の返済が全額免除される宮崎県獣医師確保修学資金制度を2024年度より開始していますが、宮崎大学農学部獣医学科では、2025年度入試より、宮崎県獣医師確保修学資金制度の給付予定学生(高校生)を対象とした入試制度である「学校推薦型選抜(地域枠)」を導入しました。

國武農学部長からは、「令和7年度から農学部を改組し、農学科と獣医学科の2学科制になったタイミングに合わせて獣医学科に地域枠入試を導入出来たことは大きな意義があるものと考えている。4月から地域枠で合格した新入生を受け入れることになるが、今後、宮崎県とも協力しながら入試だけでなく、入学後のフォローアップをしっかりとしていきたい」と、更なる教育体制の充実と県との連携強化に向けた意気込みが述べられました。

今後は、両機関がこれまで以上に連携を深めながら、宮崎県内における獣医師の安定的確保と人材育成に向けた取り組みを加速化させ、本県の畜産振興や公衆衛生の向上に寄与していくことが期待されます。

▼令和7年度入試より、学校推薦型選抜(地域枠)を新設します【宮崎大学農学部】
https://www.miyazaki-u.ac.jp/vet/news/post-1.html

▼令和6年度宮崎県獣医師確保修学資金給付者の募集【宮崎県】
https://www.pref.miyazaki.lg.jp/shinsei-kachikuboeki/shigoto/chikusangyo/20210608112834.html#koukousei

Get ADOBE READER

PDFファイルをご覧いただくためには、Adobe Reader(無償)が必要です。
Adobe Readerは Adobe Readerのダウンロードページよりダウンロードできます。

文字サイズ 標準 拡大


PAGE TOP

宮崎大学
MENU CLOSECLOSE