ニュースリリース
2025年05月07日 掲載
2025年4月25日(金)、宮崎オープンシティ推進協議会(MOC) 創発本部長 杉田 剛 氏をゲスト講師にお迎えし、2025年度(令和7年度)第1回みやざき未来研究所(テーマ:「宮崎に挑戦と楽しみが生まれる場を作る!」)が開催され、オンライン参加者を含め約60名のみなさまにご参加いただきました。
今年度最初の開催で、会場を錦本町ひなたキャンパスに変更して開催するにあたり、冒頭あいさつに立った淡野公一副学長(産学・地域連携担当)は「ひなたキャンパス周辺では再開発も進んでいる。学生には、プレーヤーとなり色々なことを見つけて欲しい。県や市、MOCと一緒になって様々、取り組まれているが、組織の違いを宮崎大学が接着剤となり進めたい」と話されました。
杉田氏は、自身が転職を繰り返す中で色々な出会いや気づきを得て、起業に至るまでの体験を支えられた言葉なども交えながら話され、「強み」と「強い」の違いについて、「強み」は、内発的・内側視点であり、「自分の強みを再発見すること」その強みが一番効く場所・相手・タイミングにより行動しながら変わっていくものとし、「強い」は、相対的・外側視点であり、自分が強いのはもちろんだが、強くなる場所へ行くことと強調しました。最後に質問に答える形で「今の学生は、本当に素晴らしい。いい子にならず、その探求心でわからないことはわからないと言って欲しい。それで大人も一緒に悩んでいきたい」と締めくくられました。
会場の様子
最後に、グラフィックレコーダーの小川綾氏(ワカツタ)が講演の要点をまとめたグラフィックレコードをその場で披露し、参加者から歓声が上がりました。
今回は、講演の所々で参加者自らがテーマに基づき考える時間が設けられておりいつもと違う形式で行われましたが、前のめりで真剣に耳を傾ける参加者が印象的でした。
ワカツタ 小川氏によるグラレコ
今後の開催が決定いたしましたら下記URLにてご案内いたします。https://www.miyazaki-u.ac.jp/kscrs/sangaku/event/miraijuku.html
ミヤダイミライ塾「みやざき未来研究所」少子高齢化や事業承継問題など、地域が抱える課題が多様化するとともに、地域において分野を超えたノウハウの共有・連携などの重要性が高まっていることを背景に、宮崎のさらなる活性化に向けて議論を深めていくことを目的としている。宮崎県や宮崎県工業会、宮崎県商工会議所連合会の後援を受けて実施するもので、学生のみならず一般の方も無料で受講できるようにしており、高校生から地域住民までが一緒になって宮崎の未来について考える講座となっている。令和6年度は計10回開催し、延べ学生160名、教職員145名、公共団体等職員145名、企業等職員135名、その他49名の計634名が参加した。毎回、対面形式とオンライン形式を併用するハイブリッド形式で実施しているため、自宅からでも視聴が可能となっている。受講料無料。
メイン講師 島中 翼氏;宮崎県宮崎市出身。2008年に宮崎市役所に入庁。バングラデシュITエンジニアと市内企業の採用マッチング事業や青島地域の遊休地再開発等、産学官連携を数多く経験。2024年4月より、宮崎の多様な連携による課題解決を推進する宮崎オープンシティ推進協議会(MOC)に出向中。
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