ニュースリリース
2025年10月08日 掲載
2025年10月3日(金)、宮崎大学工学部と一般財団法人 セブン-イレブン記念財団、特定非営利活動法人 大淀川流域ネットワーク、宮崎市および国土交通省九州地方整備局宮崎河川国道事務所の五者で「宮崎セブンの水辺の森」整備・保全協定の締結式が行われ、宮崎大学工学部からは鈴木 祥広工学部長、土木環境プログラムの入江 光輝教授が出席しました。また、締結式終了後には、本活動を記念して設置された看板の除幕式が行われました。
この協定は、今後10年間にわたり、『産・官・学・民』協働で生物多様性を保全するための取り組みを推進していくものであり、地域住民とともに河川の生物多様性に迫る危機を回避して絶滅危惧種を保全し、次世代に継承することを目的としています。
△締結式の様子
左から国土交通省九州地方整備局宮崎河川国道事務所長 大嶋 一範氏、特定非営利活動法人 大淀川流域ネットワーク代表 池辺 美紀氏、宮崎市長 清山 知憲氏、一般財団法人 セブン-イレブン記念財団 太田 敏夫氏、国立大学法人 宮崎大学工学部長 鈴木 祥広氏
締結式においては、清山 知憲市長より「絶滅危惧種の生息に配慮しつつ、観察路やカヌー発着場の整備を進め、市民が水に親しむことができ、子どもたちが生物多様性の重要性を学習する場として利活用していきたい」という今後の展望が語られ、鈴木 祥広工学部長は、「工学部だけではなく、大学全体での"学"の面からのサポートはもちろん、学生による人的サポートも行っていきたい」と意気込みを述べられました。
今後は宮崎大学が主催となって、上下流の交流や流域治水への理解促進を目的に、川の生き物採集・展示や森林に関するワークショップを行う「五ヶ瀬川 流域治水×ミニ水族館プロジェクト2025」を実施いたします。川の環境の変化を学びながら、「川」に興味をもっていただき、流域治水を考えるきっかけづくりにチャレンジしていきます。
△除幕式の様子
▼「五ヶ瀬川 流域治水×ミニ水族館プロジェクト2025」https://www.miyazaki-u.ac.jp/public-relations/20250929_03_press.pdf
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