宮崎大学
ニュースリリース

サイバー犯罪被害を未然に防げ! ~ 特定サイバー防犯ボランティア委嘱状交付式・合同研修会を実施 ~

2025年10月31日 掲載

2025年10月24日(金)、特定サイバー防犯ボランティアの委嘱状交付式・合同研修会が宮崎大学にて行われ、宮崎県警察本部サイバー防犯対策課の皆さんが立ち会う中で、宮崎県警察本部生活安全部サイバー戦略局局長の梅原守氏が工学部の新規学生ボランティア3名に対して委嘱状を交付しました。

△ 委嘱状授与式の様子
△委嘱状授与式の様子
△ 新規ボランティア学生の皆さん
△新規ボランティア学生の皆さん

サイバーボランティアの学生は、主にインターネット上でパトロールを実施し、フィッシングサイトをドメイン事業者などへ通報するといった活動、サイバー犯罪対策や情報モラルについて中高生らへ講演するサイバーセキュリティカレッジ(CSC)に講師として参加する活動を行っています。今回は、新規に3名の学生に委嘱状が交付された後、既に委嘱を受けている継続ボランティア学生の3名の学生も含めて、学生とサイバー捜査課の皆さんでサイバー犯罪被害を未然に防ぐためにはどうすれば良いか意見交換が行われ、「(大学生が)中高生へ情報モラルの啓発活動を行うことは、年齢的に距離が近いことで、同じ目線で情報を出せるメリットがある」「インスタの乗っ取りや、Amazonを偽装したメールなどといった身近な詐欺以外に、これまで知らなかった詐欺の方法を知ることが出来た」などの意見がありました。

梅原守氏のあいさつ
△梅原守氏のあいさつ
合同研修会の様子
△合同研修会の様子

また、合同研修会後、閲覧可能な状態にある偽サイトや詐欺サイトがないか、実際にインターネット上でのパトロールを実施。怪しいと思われるサイトのURLをドメイン事業者やホスティング事業者に報告しました。

合同研修会の様子
△合同研修会の様子
実際にパトロールを行う様子
△実際にパトロールを行う様子

宮崎大学では、これまでも、工学部工学科情報通信工学プログラムの岡崎直宣教授や油田健太郎准教授が宮崎県サイバー犯罪対策テクニカルアドバイザーを務めてきましたが、2017年度からは、情報通信技術に係る高い知識を持つ工学部学生もサイバー防犯ボランティアの委嘱を受けるようになり、これまでに延べ80名が委嘱を受け、今回の委嘱で合計延べ83名となります。昨年度、作成した広報啓発動画は、宮崎駅前のロータリーのスクリーンでも放映されました。

今後も地域自治体、宮崎県警などと連携しながら、サイバー犯罪を未然に防止する取り組みに積極的に協力し、安全で住みやすい地域づくりに貢献していきます。

【関連記事】
サイバー犯罪被害を未然に防げ! ~ 特定サイバー防犯ボランティア委嘱状交付式・合同研修会を実施 ~
https://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/topics-info/post-1204.html

【参考情報】
▼特定サイバー防犯ボランティア 広報啓発動画2025「偽サイトの特徴」
https://youtu.be/u27cun32zVQ?si=LCPjWtHUtxlfc2rS

▼特定サイバー防犯ボランティア 広報啓発動画2024「ショルダーハッキング」
https://youtu.be/rcAxEGHe_FQ?si=4vuFrZS3Q9WXXIBp

▼宮崎県警察本部サイバー戦略局(外部リンク)
https://www.pref.miyazaki.lg.jp/police/hightech/hanzaitaisaku/top/top.html

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