ニュースリリース
2026年02月10日 掲載
2026年1月24日(土)・25日(日)、県内中学生・高校生を対象にしたアントレプレナーシッププログラムである「第3回宮崎・中学高校生プロデューサー育成合宿」を宮崎大学で実施し、約30名の中学生・高校生が参加しました。これは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「大学・エコシステム推進型スタートアップ・エコシステム形成支援事業」において、宮崎大学が共同機関として採択されたオール九州・沖縄圏一体のプラットフォーム「PARKS」が進める事業の一環として実施するもので、中学生・高校生が「アントレプレナーシップ(起業家精神)教育」を通じて、自身のキャリアや人生をより豊かで充実したものとし、同時に、周囲の人々や社会全体の発展に貢献できる力を身につけることを目的としています。
今回のプログラムでは、現代およびこれからの社会を生きる中学生・高校生にとって重要となる「アントレプレナーシップ(起業家精神)」を育むことを目的として実施しています。ここでいうアントレプレナーシップとは、起業やビジネスに限られた能力ではなく、「自ら考え、自ら選び、自らの意思で行動を決定していく力」を意味しています。社会の不確実性が高まる中で、子どもたちには「正解を当てる力」だけでなく、「自分なりの選択肢を生み出し、その選択に意味を見出す力」が求められています。その基盤となるのが、意欲(やってみようとする気持ち)と自己効力感(自分にもできると思える感覚)です。本プログラムは、こうした力を体験的に身につける機会を提供することを目的としています。特に今回は、地域の課題を解決するビジネスプランニングの学習と実践に合わせて、「アイデアの創出」に焦点を当てました。多くの学習場面では、過去や現在の社会で共有されている「一般的な答え」を前提に考えることが多く、発想が無意識のうちに制約されがちです。そこで本プログラムでは、そうした固定化された発想の枠を一度外し、自由に考える力を引き出すことを重視しました。その取り組みの一環として、独自の発想法やブレーンストーミング手法を専門的に展開しているCGOドットコム合同会社と連携し、「ギャルマインド」と呼ばれる、「『好き』を貫く姿勢」「自分の欲望・直感に従う勇気」「常にポジティブな思考」というマインドセットを用いたワークを中高生向けに設計・実施しました。
本プログラムの代表者である土屋有准教授(宮崎大学地域資源創成学部)は、大学が主催するビジネスプランコンテストでは国内最大級である「宮崎・学生ビジネスプランコンテスト」の総合プロデューサーを務め、スタートアップ企業の経営者として上場経験などを経て、現在は宮崎大学発ベンチャー企業の代表取締役CEOでもある実務家教員。参加した中高生に対して「社会とビジネスの仕組み」「世界と価値、お金の関係」「アイデアの作り方」などを、高校生にとっても身近な話題やキーワードを交えながら丁寧に説明することで、2日間のプログラムを通して、参加者一人ひとりが自分自身の意思で考え、選択肢、行動することの重要性を体験・習得する機会となりました。
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