ニュースリリース
2018年11月07日 掲載
↑ボールを取る時の姿勢を教える本学学生
平成30年9月23日(日)、宮崎大学はヤンゴン市のThuwunna Stadiumにおいて、子供野球教室を開催した。
↑伊丹副学長(中央)、岡本篤志氏と本学学生
この野球教室は今回が2回目の開催となり、元埼玉西武ライオンズの岡本篤志氏(宮崎大学国際連携センター客員教授)、ミャンマー代表野球チーム、日本人駐在員で構成する野球チーム「サムライズ」のご協力のもと、宮崎大学医学部学生3名(準硬式野球部所属)がボランティアとして参加して実施された。
↑バッティングの見本を見せる本学学生
当日は天候にも恵まれ、特定非営利活動法人ジャパンハートがミャンマーで孤児受入れを行っている児童養護施設「ドリームトレイン」とミャンマー公立セントポール学校の子供達、日本人駐在員の子供達など約70名が参加した。
↑贈呈された靴を合わせてみる子供達
野球教室に先立ち、岡本氏が企業等の協賛を得て準備した200足の靴が子供達に贈呈され、子供達は嬉しそうに自分の足にあった靴を選んで野球をする準備を行った。
↑女の子達も楽しそうにバットを振っていました
練習はみんなでグラウンドをランニングし、準備体操で体をほぐすことから始まった。その後、4つのグループに分かれてキャッチボールやゴロを拾う練習を行った。ミャンマーでは野球があまり普及していないことから、慣れないグラブや動きに戸惑いつつも、野球チームメンバーや本学学生の指導を受けながら、楽しそうに練習をしていた。ボールを使った練習の後は、バッティングの練習を行い、最初は空振りをする子供もいたが、みんなの声援を受けながら何回かやるうちに、バットにボールが当たった瞬間のはじけるような笑顔が印象的であった。
↑談笑しながら練習するミャンマーの子供達と本学学生
練習の最後には岡本氏やセントポール学校校長の挨拶があり、続いて伊丹利明副学長から子供達に対して「スポーツを通じて健康な体と健全な心を育てよう」 というメッセージが送られた。また、今回参加した3名の本学学生はこのような素晴らしい経験をすることができたこと、またそれをサポートしていただいた全ての方に感謝するとともに、いつか恩返しができるように、今回の経験を今後の学生生活や将来医師になった時に活かしていきたいとの感想を述べた。
↑ヤンゴン市内で第4回産官学意見交換会を実施
練習終了には、ヤンゴン市内レストランにて、第4回産官学意見交換会を実施し、宮崎県内外の企業及び野球教室に参加いただいたメンバーや協力していただいた企業等が参加し、和やかな雰囲気の中で意見交換や交流を行った。
本学では今後も国際連携・国際協力の一環として、スポーツを通した国際交流を行っていく予定である。
↑参加者全員で記念写真
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