宮崎大学
ニュースリリース

ミャンマー連邦共和国教育省関係者が宮崎大学を訪問

2019年03月04日 掲載

2019年1月22日(火)、ミャンマー連邦共和国教育省Aye Myint(エー ミン)技術職業教育局局長、Thein Win(テイン ウィン)高等教育局局長、Than Than Win(タン タン ウィン )副局長が宮崎大学を訪問し、池ノ上克学長を表敬訪問、学内視察を行った。

20190122_01_01.jpg池ノ上学長(右から2番目)を表敬訪問

宮崎大学は2018年9月にミャンマーの首都ネピドーを訪問し、高等教育局との大学等間連携協定を締結した。それに伴い宮崎大学は、教育省傘下の134の大学との更なる連携を進めるとともに、相互の教育・研究の発展に向けて協力することで合意した。今回の教育省関係者の訪問はこれを受けた形で、具体的に連携を進めていくために本学の教育・研究および宮崎県の職業教育の状況を視察し、意見交換を行うという目的のもと実施された。

表敬訪問では、池ノ上学長から9月の連携協定締結に対する謝辞と、今後は本学に在席するミャンマー人教員を中心として教育・研究分野における更なる強力な関係を築いて行きたい旨の挨拶があった。エー ミン技術職業教育局局長からは、ミャンマーの教育の発展に対する宮崎大学の協力への期待が述べられた。

学内視察では、機器分析センターで最先端の分析機器や技術の見学、工学部ものづくり実践教育センターでの実践型教育の様子、さらに工学部が設置する集光型太陽電池やビームダウン式太陽集光装置などを見学した。

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機器分析センターを視察

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ものづくり教育実践センターの職員と記念写真

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集光型太陽電池の説明を行う西岡教授(右)

翌1月23日(水)には、宮崎県の職業教育の現場を視察した。一行はまず、宮崎県大島振興協会宮崎漆器の工房を訪れ、ラッカーウエア漆塗装民芸品の制作を見学した。その後、県立産業技術専門校を訪問し、木造建築、構造物鉄工、電気・建築設備などの職業訓練を行う現場を見て回った。さらに、検定センターや宮崎県職業能力開発協会では、技能検定制度や技能士制度等の説明を受けた。

今回の訪問により、本学の教育・研究の状況や日本における職業人としての人材を育成するための教育・検定制度などについて理解を深めたことで、ミャンマーの高等教育および専門技術を持った若手人材育成における今後の成果が期待される。

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