ニュースリリース
2019年06月04日 掲載
令和元年5月25日(土)、宮崎大学農学部田野フィールドにて、小学生から一般向けの公開講座「ミツバチとはちみつについて知ろう~みつばちの一生と採蜜体験~」を実施し、小学生を含む38名が参加した。
本講座は、農学部田野フィールド内にてセイヨウミツバチの巣箱を設置管理する養蜂家による初めての試みで、ミツバチの生態や人間がミツバチから受ける恩恵、ミツバチの生きる環境やミツバチを守るためにできること、養蜂家の仕事についての講義があった。
講義するブォンミエーレビーファームの岡氏
講義室には巣箱の中を見ることができるガラス張りの観察箱が用意され、普段見られないミツバチの生活の様子を、受講者は興味津々で観察した。講義の後は、巣箱の設置された蜂場を見学し、ミツバチが好むクロガネモチの木に多くの蜂が訪花する様子を見ることができた。また、室内で遠心分離機を使って採蜜作業をし、ハチミツが出てくる様子を間近で見た後、採れたてのハチミツの試食をして自然の恵みを味わった。
ガラス張りのみつばち観察箱
養蜂家の採蜜作業を間近で見る受講者
蜂が訪花する様子を見学
参加者からは、「普段見ることができない蜂の様子やハチミツの採蜜作業を見られて良かった」、「蜂や環境について考えられる貴重な機会になった」「小学生も大人も楽しめる講座だった」との声が寄せられた。
今後も田野フィールドにおいて、森林や環境に関わる様々な講座を実施していく予定にしている。
PDFファイルをご覧いただくためには、Adobe Reader(無償)が必要です。Adobe Readerは Adobe Readerのダウンロードページよりダウンロードできます。
PAGE TOP