ニュースリリース
2019年06月25日 掲載
令和元年6月14日(金)、「宮大だれやみ講座(熊本編)」を宮崎大学まちなかキャンパス(宮崎市若草通りアーケード内)にて実施し、宮崎市内外から定員を大幅に上回る希望者が集まり、約30名の参加があった。本講座は、それぞれの地域で受け継がれてきた地酒(焼酎)と伝統的魚介類食について、宮崎大学教育学部教授の中村周作が講師を務めて実施している。
講座の様子
第2回は、熊本県全般の地酒(焼酎)と肴について講義がなされた後に、球磨焼酎酒造組合専務理事の田中幸輔氏から人吉・球磨地方(熊本県人吉市)において生産される米焼酎である「球磨焼酎」の歴史、作り方や定義について説明がなされ、大きく4タイプ(「フレーバー」「ライト」「リッチ」「キャラクター」)に分けられる球磨焼酎の飲み比べが行われ、受講者は球磨焼酎の知識を深めながら、その味を堪能した。
飲み比べで出された焼酎
宮崎県では芋焼酎を飲むのが主流となっており、米焼酎を飲む機会が少ないことから、受講者からは「米焼酎の飲み比べは初めての経験」「米焼酎の奥の深さを少しだけ知ることができた」などの喜びの声が寄せられ、盛況のうちに第2回の講座を終えた。
球磨焼酎等試飲コーナー
(左から)球磨焼酎酒造組合中村様、池ノ上宮崎大学長、球磨焼酎酒造組合田中様
7月には「大分編」を実施し、後期も調整が整い次第各県の講座を実施していく予定としている。
宮崎大学では、このような講座を通じて、様々な業種の方に対して学びと出会いの場を提供し、中心市街地における交流人口を増加させるとともに、地域に残る貴重な食文化に触れ、その価値を伝えることができるようにしていくこととしている。
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