宮崎大学
ニュースリリース

西都市において「宮崎大学健康づくりイベント」を実施

2019年12月25日 掲載

令和元年12月21日(土)、宮崎大学は株式会社日南(本社:神奈川県)との共催により、「宮崎大学健康づくりイベント」として「かけっこアタック」及び「至福のラジオ体操」を妻湯温泉広場(宮崎県西都市調殿)で実施し、定員を上回る合計150名以上が駆けつけた。

本イベントは、平成28年度に西都市及び株式会社日南と連携し、西都市における温泉を活用した地域活性化のための産学・地域連携事業「西都・妻湯プロジェクト:温泉を活用した健康づくりに関する研究」の研究成果還元や、足腰が衰え、自分の足で移動する力が低下した状態を指すロコモティブシンドロームの普及・啓発により地域住民の健康増進に寄与することを目的として実施した。

小学生向けに実施した「かけっこアタック」では、一般社団法人日本ランニング協会による運営協力のもと、屋外60m日本記録(6秒63)保持者である川面聡大氏が特別講師を務め、小学生低学年と高学年に分けた2部構成で速く走るための姿勢や身体の使い方のコツを伝授し、実際に30mの記録を測定した。

「至福のラジオ体操」では、宮崎市出身でNHKテレビ・ラジオ体操のアシスタントを務める原川愛氏が特別講師を務め、まずはステージに立って見本となりながら参加者全員とラジオ体操を行った。また、本学医学部看護学科の鶴田教授による「温泉入浴プログラム健康講座」では、研究成果とする入浴運動プログラムを実演・紹介しながら、これからの健康について講演した。その後、約30名の教員・健康スポーツナース・看護学科生などが「ロコモティブシンドロームのチェック」、「血圧測定」、「体力測定」や「応急処置」を実施したほか、原川氏による個別の体操指導などを実施した。

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原川氏によるラジオ体操の様子①

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原川氏によるラジオ体操の様子②

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鶴田教授による温泉入浴プログラム講座の様子

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かけっこアタック タイム計測の様子

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体力測定の様子

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ロコモ診断の様子

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血圧測定の様子
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応急処置講習の様子

宮崎大学は、平成28年8月29日に西都市の地域課題を解決することを目的とした包括連携協定を締結し、西都市の特産品であるマンゴーを栽培する過程で生じる摘果・廃棄されているマンゴーの未利用資源としての可能性を探る(受託)研究のほか、平成30年度に新設された「とっても元気!宮大チャレンジプログラム(特定地域枠・西都市)」において毎年4件程度の学生の自発的な意思に基づく地域活性化事業を実施するなど、様々な分野で連携しており、今後も更なる西都市の活性化に貢献していくこととしている。

「西都・妻湯プロジェクト」
株式会社日南が100%出資し、総工費10億円をかけて実施する妻湯温泉開発事業の一環で、観光資源の豊富な西都市において、「健康な食、健康な生活につながる温泉の活用」を目指して、宮崎大学が持つ高度専門技術を取り入れて実施する連携事業。株式会社日南が年間1000万円の研究費を宮崎大学に委託し、「社会科学系」「医療系」「農学系」の3領域に分けて実施。(平成28年度~平成30年度)

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