宮崎大学
ニュースリリース

遠隔授業が本格的にスタート

2020年05月15日 掲載

511()、宮崎大学では、新型コロナウイルスの影響により延期になっていた授業開始日を迎え、感染症予防対策として行う遠隔授業が本格的にスタートした。

514()に行われた教育学研究科教職実践開発専攻の講義「情報メディアによる実践的指導方法と課題」では、受講者の26人全員が参加した。

はじめに動作確認を行い、セキュリティーやデータの取扱いなどの遠隔授業に関する注意事項、質問の仕方などの説明が行われた後、授業が始まった。

講義の中では、グループディスカッションの時間も設けられ、7つのグループに分けて自作の「自己紹介プレゼンテーション」を用いたディスカッションがあり、画面を通しながらも笑顔を交え行われた。20200514_02_02zoom2.jpg

同講義では、Web Class(学習管理システム)に掲載している動画を見て(5分程度)感想や質問をメールで送るという課題も出された。講義で説明に使われたスライド資料はダウンロードしてレポートの参考にすることもでき、講義の復習や理解度の向上にも役立っている。

小林講師は、「心配だったのは参加できない学生がいなかったか?という点だったが、問題はみられなかった、事前にインターネット環境についてアンケートを実施し、テストを重ね準備を進めてきた。自宅に十分なインターネット環境がない学生は学内の自習室も開放しており、数名が自習室を利用して参加していた。」と話し、1週間後にも遠隔授業を予定している。

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遠隔授業をする新地理事と小林講師

共同で授業を担当している、新地理事(教育・学生担当)からは、「大学として遠隔授業への準備を進めてきたが、教員も学生も,しばらくは不慣れなところがあり、また、急激なアクセスの増加によるレスポンスの遅延など、これまで見えていなかった問題も確認できた。本学では、これらの問題をその都度改善し、あらゆる場面に備え、情報通信技術を取り入れた"学び"を教職員・学生の力をあわせて切り拓き、大学における学修を充実を図っていきたい。」と、大学教育の展望が語られた。

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