宮崎大学
ニュースリリース

宮崎大学と宮崎大宮高校が連携したオンライン指導を実施

2020年06月30日 掲載

令和2624日(水)、宮崎大学は宮崎県立宮崎大宮高等学校と連携して、高校生が取り組む探究活動に対して、大学教員がオンラインによる指導を行った。

本事業は、ワールド・ワイド・ラーニングコンソーシアム構築支援事業(WWL)指定校である同校が進める取組の一環で、「自ら課題を見付け,自ら学び,自ら考え,主体的に判断し,よりよく問題を解決する資質や能力を育成する」ことを目的として、同校文科情報科2年生約80名が13グループを編成して課題の解決に向けた研究を進めるもので、大学教員がアドバイザーを務めて一年にわたって取り組み、年明けには日本語でのポスター発表、3年次の夏には英語によるポスター発表を実施する。

大学教員による第1回の指導となった今回は、オンライン上で、高校生と大学教員双方の自己紹介から始まり、グループで定めたテーマをはじめ、今後の研究計画や調査方法などについて高校生が大学教員に対して説明を行った。途中、細かな回線トラブル等に見舞われながらも、意見交換を行うとともに、大学教員から探究を実施していく上での基本的ルールや仮説を立てる際の注意点など、単なる知識の習得に留まらず、課題設定から課題解決に至るプロセスについて指導・助言が与えられ、参加した生徒からは「大学の先生と話していると、自分たちが考えてきたことが整理されていくのがわかった。すっきりした」、「これからどんな視点をもって取り組めばいいかが見えてきた」などの感想が聞かれた。

大宮高校では、令和2年8月3日・4日に台湾及びベトナムの連携校3校の生徒とチームを組んで、それぞれの国が抱えている課題についてオンラインでのプレゼンテーションを行うとともに、課題に対するディスカッションを英語で行い、その中で共通の課題を設定する。その後、チームでオンラインでの意見交換を続けながら協働による研究を進めていき、年内に科学技術振興機構(JST)が実施しているさくらサイエンスプランを利用して、台湾・ベトナムの連携校の高校生を宮崎に招き、フィールドワークを行うとともに共同研究の成果をまとめ、発表する予定としている。宮崎大学はこの取り組みについても、より充実したものとなるように支援していく。

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大学教員とオンラインで意見交換をする様子

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