宮崎大学
ニュースリリース

宮崎県立宮崎大宮高等学校と連携協定を締結

2020年09月18日 掲載

 令和2年9月16日(水)、宮崎大学は宮崎大宮高等学校との間で、ワールド・ワイド・ラーニングコンソーシアム構築支援事業(WWL)にかかる連携・協力に関する協定の締結式を実施した。

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挨拶を行う吉田校長

 平成27年度に、同校がスーパーグローバルハイスクール事業(SGH)に指定を受けたことから、平成28年1月12日に連携協定を締結。同校文科情報科生徒約80名が2年次に一年間かけて実施する探究活動において、各グループに10名以上の大学教員をアドバイザー教員として配置するなど、高校生が自ら課題を見つけ、その課題を解決するための取組を支援してきた。また、本学が持つ海外ネットワークなどを利用して、同校の海外研修に役立てるなど、様々な面から高大連携の取組を強化してきた。

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吉田校長(左)、池ノ上学長(右)

 今回は、同校が文部科学省より同事業(WWL)の指定を受けたことから、本学が引き続き全学的に協力・支援を行うことで、これまで以上に世界を視野に入れた高校教育の充実・発展を図るとともに、人類共通の課題の解決に貢献できるグローバルリーダーを育成することを目的として締結することとなった。

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集合写真

吉田郷志校長は「これまでも本校生徒が行う探究活動などに対して、宮崎大学から多大な支援をいただいた。今後はさらに連携を強化し、世界で活躍できる人材を育成するという視点を持って取り組んでいきたい」と述べられた。池ノ上学長は「大宮高校からは例年約40人が本学に入学し、多岐に渡り活躍をして本学の名を全国に発信している。協定締結を機に、大宮高校の新たな教育活動に寄与していきたい」と期待を語った。20200916_01_04.jpg

 熱弁を振るう池ノ上学長

 締結式終了後、会場を体育館に移動して、池ノ上学長による記念講演が同校文科情報科生徒約80名に対して英語で行われ、学長自身の学生時代の写真などを見せながら、スポーツや研究を通して海外で得てきた経験、産婦人科医として周産期死亡率の改善を目指して取り組んできた経験について話した。

講演の最後では、"Follow your own unique path in life(自分だけの道をしっかり歩む)"、"Treasure your encounters with other people(人との出会いを大切に)"、"Take advantage of your strongest skills(自分の強みを持つ)"、"Learn from going to the museum(博物館などから学ぶ)"、"Keep going without giving up(あきらめずに継続する)"と高校生にメッセージを送った。20200916_01_05.jpg

記念講演会の様子

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英語で質問をする生徒

ワールド・ワイド・ラーニングコンソーシアム構築支援事業;

 令和元年度より開始された事業。将来、世界で活躍できるイノベーティブなグローバル人材を育成するため、これまでのスーパーグローバルハイスクール事業(SGH事業)の取組の実績等、グローバル人材育成に向けた教育資源を活用し、高等学校等の先進的なカリキュラムの研究開発・実践と持続可能な取組とするための体制整備をしながら、高等学校と国内外の大学、企業、国際機関等が協働し、テーマを通じた高校生国際会議の開催等、高校生へ高度な学びを提供する仕組み(ALネットワーク)の形成を目指す取組である。

 令和元年度に10校がカリキュラム開発拠点校としての指定を受け、令和2年度に12校が指定を受け、宮崎大宮高校は九州初となる指定を受けた。

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