ニュースリリース
2021年02月17日 掲載
令和3年2月6日(土)、宮崎大学では学びなおしセミナー「探究学習で育む子どもの主体的な学び」をオンラインで開催し、全国各地から300名以上が参加した。本講座の目的は、未来を担う子どもたちがこれからの想定できない新たな課題に対処できるようになるための学校や授業の仕組みをどのようにしていくべきなのかという、これからの日本の教育のあり方を考えることである。第1部では、国内外に在住する4名の著名人による基調講演が行われ、子どもの生まれ持った性質と個性を尊重しながら、学びの主体性を伸ばすことに成功した海外の事例などが紹介された。
基調講演1 講師:市川力 氏(一般社団法人みつかるわかる代表理事) 演題:大人と子どもがともにたくらむ out of school の学び
基調講演2 講師:藤原さと 氏(一般社団法人こたえのない学校) 演題:全ての子どもが価値ある人間だと感じることのできるPBL
基調講演3 講師:浅野大介 氏(経済産業省サービスグループサービス政策課長 兼 教育産業室長) 演題:未来の教室「STEAMライブラリー」
基調講演4 講師:リヒテルズ直子 氏(日本イエナプラン協会特別顧問) 演題:イエナプランにおける探究学習の意義
第2部では、宮崎県内の3名の高校教員(宮崎第一中学高等学校猪野講師、宮崎県立高鍋高等学校三浦教諭、宮崎県立飯野高等学校梅北教諭)から事例紹介が行われた。第3部では、「一教師の実践が広がらないのはなぜか。」というテーマでパネルディスカッションが行われ、最後まで活発な議論が交わされた。宮崎大学では、県教育委員会や県内高等学校と密接に連携しながら、探究活動をはじめとする新たな学びを推進するとともに、今回のような講座を通じて県内外に積極的に発信していくこととしている。
(左上から順に) 三輪氏、リヒテルズ氏、藤原氏、市川氏、梅北氏、胡屋氏、吉村氏、浅野氏、三浦氏、飛田氏
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