宮崎大学
ニュースリリース

綾町と宮崎大学・南九州大学連携事業年次報告会を開催

2021年03月17日 掲載

 令和3年32日(火)、令和2年度綾町と宮崎大学・南九州大学連携事業年次報告会をオンライン形式で開催し、籾田学綾町長をはじめ、約60名が参加した。

 本報告会は、ユネスコエコパークに登録された同町の豊かな自然生態系を守るために、連携して調査・研究を行うことを主な目的として、平成28年9月15日に包括的連携協定を締結したことをきっかけに開始したもので、毎年3月上旬に開催している。

 年次報告会では、宮崎大学の各事業の担当教員と、同じく綾町と連携協定を締結している南九州大学の担当教員が事業の進捗状況や成果の報告を行った。

 光田靖農学部教授からは、「里地・里山の土地利用による景観がもたらす生態系サービスへの影響」と題して、綾町の代名詞ともなっている有機農業が自然に良い作用を及ぼしていることを科学的に証明することを目的に、町の特産物である日向夏を栽培する複数の農園において、3分間に日向夏の木(花)を訪れるミツバチの訪花数をカウントすることで、農園の周囲が天然林・人工林・農地である場合の相関関係を探る調査結果などが報告された。

 また、戸敷浩介地域資源創成学部准教授からは、綾町内の各場所で実施している水質調査結果ついて報告がなされるなど、本学からは5つの事業のほか、南九州大学からは2つの事業について報告があった。

 宮崎大学では、県内各地の市町村や県内の大学と連携しながら、地域課題の解決に資する連携事業を展開することで、これまで以上に活力のある地域づくりに貢献していくこととしている。

挨拶を述べる國武副学長
報告をする戸敷准教授

今回報告した事業(プロジェクト)は以下のとおり。 【 】内は報告者氏名

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