韓国・順天大学校－宮崎大学　オンライン交流「話そう会」を開催

2021年04月05日 掲載

 

日本語学習者と日本語学習支援者の継続した学び、交流の機会を作るため、オンライン会議ツールを使用したオンライン交流「話そう会」が２０２１年１月から３月の間に計８回、宮崎大学の海外協定校である韓国・国立順天大学校との間で実施された。この交流は、宮崎大学大学院を修了し、現在は順天大学校アジア語文学部日本語日本文化専攻で日本語指導を行う眞榮田義正客員教授が企画し、実施している。

新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、海外渡航や留学が行えないだけでなく、リモートワーク、非対面授業などに切り替わっていることで人とモノの交流が難しくなっている状況の中、日本語学科など日本語を学ぶ順天大学校の学生１０名、宮崎大学の学生、日本語教師養成研修の受講者、県内高校生、県内在住の日本語教育支援者など計２０名が参加し、日本語・韓国語を交えて、毎週さまざまなテーマについて話し合った。

毎回のグループトークでは、日韓の文化や言語の違い・共通点、両国で流行しているものや問題になっていることなど、身近な話題から時事問題について議論することもあった。会を重ねるごとに、参加者同士の会話も増え、日本語や日本に関する素朴な疑問や、韓国の行事、食文化に関する話題が出て、お互いの文化や生活について深く理解する姿が見られた。

参加者からは、「日常ではあまり話せなかった日本語でいっぱい会話したところが良かった」、「期待以上に隣国であることを体感できた」、「お店や実家から参加する学生の背景が、韓国を感じさせるものがあって面白かった」、「テーマごとに自由に話すことができて良かったが、少し活動の時間が短く、また韓国語で会話する時間が欲しかった」など、さまざまな意見が出ていた。

第２期は、毎週土曜日１９時～２０時にて３月２７日から開始しており、５月末まで実施の予定。関心ある方は、下記のGoogle Form（URL/二次元コード）からお申込みください。

URL：https://forms.gle/q66RQ56NuH1aDwX56

第２回 第４回

第５回