ニュースリリース
2021年06月09日 掲載
令和3年6月7日(月)、宮崎大学は、MS&ADインシュランスグループのあいおいニッセイ同和損害保険株式会社と地方創生に関する連携協定の締結式を行った。同協定は、双方が有する研究シーズや人的資源などを有効に活用して、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に資する取組を推進し、地域の更なる活性化を目指すことを目的として締結。特に、以下の3つの分野を重点に連携を強化していくこととしている。
①防災・災害対策分野地域住民を対象にした災害対策セミナー、地域企業を対象にしたBCP、タイムライン作成支援セミナーなどの共同開催による地域の防災・災害対策の強化。
②地域振興・地場産業支援分野スマート物流の活用、MaaS 活用の検討によって、地域の物流・移動における課題の解決に取り組むほか、地場産業である農林水産業振興を目的に宮崎大学の知見とあいおいニッセイ同和損保の補償・リスクコントロール機能を融合させた農林水産業課題へアプローチ。
③人財育成・情報発信分野あいおいニッセイ同和損保所属アスリートによるパラスポーツ体験、講演会等の活用など、障がい者スポーツ支援の観点からの人財育成・情報発信。
締結式では、石丸宗樹宮崎支店長から協定内容の説明があった後、池ノ上克宮崎大学長から「大学はSDGsのありとあらゆる分野に関連する研究を行っており、それらの成果を大学独自で地域社会に還元することには限界がある。民間企業のスキームやネットワークを活用させてもらいながら、研究成果を積極的に還元して地域に貢献していきたい」と抱負が述べられ、リモートでの参加となった鈴木久仁代表取締役会長からは「自然災害をはじめとする想定外の災害が起こることが日常で、その事態に対応できるように関係機関と連携して準備をすることが重要」と述べられた。
宮崎大学では、今後も産学官連携を強化しながら、産学・地域連携センターを中心に様々な分野で地域課題の解決に資する取組を強力に推進していくこととしている。
左から 石丸宮崎支店長、鈴木会長(画面)池ノ上学長
集合写真
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