ニュースリリース
2021年07月14日 掲載
令和3年7月10日(土)、附属図書館では、今年度宮崎県が主催する国文祭・芸文祭みやざき2020の一環として、短歌を身近に感じてもらおうと「みやざき大歌会」と銘打ち、短歌に関するイベントを開催しました。
ゲストに、歌人・作家として活躍する 東 直子氏、歌人・コピーライター(フリーペーパー「うたらば」の刊行)として活躍する 田中 ましろ氏を迎え、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から限られた人数とはなりましたが、会場では宮崎市内の中・高・大学生が参加しました。
第一部では、ゲストによるトークイベントが行われ、ゲストの自己紹介を兼ねた幼少時代の話や短歌に触れる切っ掛けとなった話など、短歌にまつわる熱いトークが交わされ、会場は大いに盛り上がりました。また、トークイベントの様子はインターネットでライブ配信され、多くの方が視聴しました。
第二部では、参加者が2つのグループに分かれて「音」をテーマにしたワークショップが行われ、事前に募集された21首の短歌について、それぞれがそれぞれの歌から感じた情景や思いを闊達に発表し、交流を深めました。
各グループに分かれたゲストからは、行間の叙情や言葉単体の意味だけではない、聞き手の想像によって異なり広がっていく感情や表現などが解説され、参加者は短歌の面白さに目を輝かせていました。
最後に、応募のあった21首の短歌の中からゲストによる「東賞」、「田中賞」が選考され、記念品とともに、「是非、今後も短歌を詠み続けて頂きたい」との励ましの言葉が贈られました。
宮崎大学附属図書館では、このようなイベントを積極的に受入れ、今後も様々な文化を発信していくこととしています。
ゲストのトークイベントの様子(向かって左:田中ましろ氏 右:東直子氏)
みやざき大歌会(ワークショップ)の様子
ゲストと参加者で
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