宮崎大学
ニュースリリース

現役アナウンサーが大学生にコミュニケーションのコツを伝授

2023年02月15日 掲載

令和5215日(水)、医療機器に興味のある学生を対象とした「医療機器開発や企業について知ろう!企業見学会」が開催されました。MRT宮崎放送のアナウンサーの加藤沙知さんを講師として迎え、社会人となる上で必要な取材力や質問力を向上させるためのコツを伝授するスペシャルセミナーを宮崎大学附属図書館にて実施し、大学生14名と教職員・関係者14名が参加しました。

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これは、宮崎・大分両県に複数ある血液・血管に関する医療機器開発メーカーの魅力について知ってもらい、同時に社会人としての資質向上を目的に、東九州メディカルバレー構想の一環として、宮崎県・宮崎県医療機器産業研究会・宮崎大学が共催で実施したもので、スペシャルセミナーと企業見学を組み合わせたプログラムとなっています。

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セミナーでは、加藤アナウンサーが「企業見学・インターンシップを前に。『コミュニケーションについて』」と題して、アナウンサーとなって今日を迎えるまでの自身の経験を踏まえながら、笑顔の大切さ、挨拶の基本的なポイント、取材・インタビューをする際のコツなどを、学生との対話を交えながら明るく楽しく伝えていただきました。

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また、宮崎県内でラジオパーソナリティなどを努めるなど、フリーアナウンサーとして幅広く活躍している横山由美さん(株式会社Career Peko代表取締役)からも、コミュニケーションをとる上で重要となる「うなづき」「あいづち」「視線」「クッション言葉」などについて説明があったほか、具体的に企業見学する際の質問内容について考える個人ワークが行われるなど、参加者はアナウンサー二人からの豪華なセミナーに大満足した様子でした。

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参加者はセミナー終了後、宮崎日機装株式会社アルバック機工株式会社を訪問し、工場を見学したほか、社員や経営者に対して直接インタビューすることなどを通じて地域の企業の魅力に触れながら、午前中のセミナーで学んだ知識を実践に活かしていました。

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宮崎日機装株式会社では、同社が世界における9割のシェアを持つカスケード(飛行機が着陸する際のエンジンの逆噴射時に重要な役割を持つ部品)について説明を受けたほか、サッカーコート17面分の敷地の血液回路工場を建設中であることや、血液透析装置をはじめとする医療機器分野でも成長が期待されていることなどを知りました。また、アルバック機工株式会社では、同社が持つ真空ポンプや小型成膜装置の製造技術が医療機器などに幅広く活かされていることが説明され、参加した学生からは「自分の住んでいる都市にこれほど凄い技術力を持った会社があったことを知り驚きました」と、感想が寄せられるなど、充実した企業見学プログラムとなりました。

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△ 写真:宮崎日機装株式会社HPより

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2日目となった216日(木)には、東郷メディキット株式会社旭化成メディカル株式会社吉玉精鍍株式会社を訪問する予定となっています。

東九州メディカルバレー構想では、研究開発の拠点として医学部血液・血管先端医療学講座が設置され、産学官連携による研究開発や人材育成に取り組んでいます。

宮崎大学では、今後も地域の自治体、企業、NPO団体等の皆様方と連携を深めながら、社会から必要とされる人材の育成に取り組むとともに、地域企業の魅力について知ってもらう機会の積極的創出に貢献していきます。

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