宮崎大学
ニュースリリース

より良い地域医療の確立に一歩前進 ~看護師特定行為研修センターがオープン~

2023年04月07日 掲載

令和5年4月6日(木)、宮崎大学医学部附属病院(附属病院)内にある多用途型トリアージスペース棟にて、宮崎県福祉保健部長の川北正文氏、鮫島浩宮崎大学長、菱川善隆医学部長をはじめとする約30名が列席するなかで看護師特定行為研修センター開所式が行われました。

特定機能病院である附属病院は、高度急性期、急性期医療の質向上を目指し、看護師の専門性強化、臨床判断能力の向上、地域包括ケアシステムを推進してきました。そして、令和4年度に、医師業務のタスク・シフト/シェアをさらに推進し、より良い医療の提供を目指して、看護師特定行為研修の指定研修機関としての指定を受けるため申請を厚生労働省に行い、令和5年度から「外科術後病棟管理領域パッケージ」の研修を実施できることとなりました。

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左から:山里事務部長、古川副センター長、伊井宮崎東病院長、菱川医学部長、
鮫島学長、川北福祉保健部長、帖佐センター長、福満副センター長

開所式後に行われた開講式では、帖佐悦男病院長兼センター長から研修生に対する期待の言葉が述べられ、研修生を代表して寺田克也さん(医学部附属病院看護部 教育担当副看護師長)から、「第一期生として、皆で知識や技術を深め合い、医療や看護に対する想いを共有し、切磋琢磨しながら研修を乗り越えていきたい」と力強い宣誓が行われました。

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△ 研修生代表挨拶を行う寺田克也さん

研修生は、今後一年間をかけて看護師として勤務する傍ら、e-ラーニングや演習・実習・臨地実習などを受講していくことになっています。所定のプログラムを修了した看護師は、所定の区分において、医師の指示を待たずに手順書に従い、特定行為を行うことが可能となり、患者さんの病態の変化や疾患に迅速かつ包括的に対応できるようになり、患者さんの症状や苦痛の軽減、急変の回避をすることなどが期待できます。


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宮崎大学医学部附属病院は、特定機能病院として、県民の皆様の健康増進、安全・安心な医療体制の確立に貢献していくことができるように取り組んでまいります。


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△ 佐藤宏美さん(延岡共立病院)

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△ 迫嵩博さん(医学部附属病院)

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△ 杉尾晴香さん(南部病院)

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