ニュースリリース
2024年08月08日 掲載
令和6年8月4日(日)、宮崎大学医学部ファミリー健康講座(主催:宮崎大学医学部、後援:宮崎日日新聞社)をJA・AZMホール(宮崎市)にて開催し、300名を超える地域の皆様方にお越しいただきました。
宮崎大学では、令和4年度から令和9年度にかけて、重点的教育・研究分野の一つとして「宮崎県の健康寿命日本一」を目標に掲げる異分野融合プロジェクトを開始しており、県や市町村などの自治体や医師会とも連携しながら、学部の垣根を越えて、全学的に県民の健康寿命を延伸させるための研究・取組を進め、地域社会全体を支えていく「地域共生社会の宮崎モデル」構築を目指しています。
今回は、医学部開講50周年記念事業の一環として、みやざき健康キャラバン隊を率いる宮崎大学医学部教授ら5人による心臓病やロコモ予防などに関する講義が行われ、スライドを使ってわかりやすい言葉で人生100年時代に向けて知っておいていただきたいことをお伝えしたほか、伊東優太氏(パワーリフティング2022年世界大会第6位)によるマッチョ体操では、会場の皆さんと一緒に楽しく身体を動かしました。また、宮崎大学みやざき健康キャラバン隊による「ロコボット体験」「心電図モニター」「救命救急体験」「ロコモ度チェック」などの体験ブースなどを通じて、幅広い世代の皆さまに楽しんでいただきました。「手術道具体験」では多くの小中学生・高校生が実際の手術道具を使って縫合したり、心臓の人工弁を触ったりして大きな反響がありました。「入試説明会」には多くの高校生が訪れ、医学科地域枠の説明や、勉強の仕方など熱心に相談していました。会場では高校生が現役教授らと交流する姿も多くみられ、地元の医学部として将来を担う若い世代に向けても良いメッセージを贈ることができました。
午後からは、福岡ソフトバンクホークス元監督の工藤公康氏によるスペシャル健康講座「野球と私の人生」が行われ、幼い頃は野球が大嫌いだった工藤氏がいかにしてプロ野球のスーパースターになったのか、生い立ちから、出会いとチャンスを活かし最後まであきらめなかった野球人生について、時には笑いが起こる会場で大盛況のうちに終了しました。終了後のサイン抽選会では5名の参加者にイベント特製のサイン色紙が直接手渡され、書籍購入者のサイン会も長蛇の列となり、笑顔の交流がつづきました。
宮崎大学では、今後も大学内での学部の垣根を越えた連携を深めるとともに、地域自治体や医療機関等とも連携を深めながら、県民の健康増進に貢献する研究・取組を進めてまいります。
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