ニュースリリース
2026年03月13日 掲載
2026年3月5日(木)、宮崎大学錦本町ひなたキャンパスにおいて、イブニングセミナー「SFTSってどんな病気?~医師と獣医師が語る"健康"のつながり~」を開催しました。会場参加とオンライン配信を合わせて62名の参加があり、ダニが媒介する感染症SFTS(重症熱性血小板減少症候群)について理解を深める機会となりました。
SFTSはダニを介して感染するウイルス感染症で、人だけでなくネコやイヌなどの動物にも感染する人獣共通感染症です。宮崎県は全国で患者報告数が最も多い地域であり、正しい知識の普及や予防意識の向上が重要となっています。
▲総合討論の様子
当日は、医学部の宮崎泰可教授がSFTSの症状や特徴、感染予防の重要性について解説したほか、川口剛助教が県内での発生状況や研究の取り組みを紹介しました。また、産業動物防疫リサーチセンターの岡林環樹教授が、ネコやイヌなど動物におけるSFTSの発生状況や、人と動物の双方の健康を守る「ワンヘルス」の視点からの感染対策の重要性について説明しました。
参加者アンケートでは、「医学と獣医学の双方の視点からSFTSについて知ることができ、非常に興味深い内容だった」「身近な感染症として理解することができた」などの感想が寄せられました。また、「これからマダニの活動が活発になる季節でタイミングが良かった」「登山など屋外活動の際にはダニ対策に気をつけたい」といった声もあり、日常生活での感染予防の重要性を実感した参加者も多く見られました。さらに、「宮崎県民にとって関心の高いテーマ」「もっと多くの地域の方に聞いてほしい」といった意見もあり、地域での関心の高さがうかがえました。
▲会場の様子
宮崎大学では、今後も医学・獣医学をはじめとする分野横断的な研究や地域連携を通じて、人と動物、環境の健康を一体的に守る「ワンヘルス」の取組を推進するとともに、研究成果の社会発信に取り組んでまいります。
■宮崎大学「イブニングセミナー」とは 本学に在籍する研究者が、各分野での研究内容やその研究成果等を相互に理解し、協働した教育・研究等を実施する契機とするとともに、地域の皆様と本学の知的資源を共有し、地域社会との連携を深めることを目的に実施するもので、2004年3月から継続して開催しています。
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