ニュースリリース
2021年01月20日 掲載
2019年度の日本学生支援機構の調査では、全国で2千人弱、聴覚に障害のある学生が在籍しています。この宮崎大学にも聴覚障がいをもつ学生や職員が在籍していて、必要な配慮をうけながら他の学生や教職員と一緒に大学生活を送っています。
聴覚障がい者は、一人ひとり、コミュニケーション方法が異なることも多く、手話だけですべての聴覚障がい者とコミュニケーションがとれるというわけではありません。しかし、手話を学ぶことは、聴覚障がいのことを知ることにもつながります。また、手話では、表情も表現の一部であり、わかりやすく言い換える必要があるので、普段のコミュニケーション力も磨かれます。
そこで、宮崎大学では、宮崎県聴覚障害者協会様と連携しながら、聴覚障がい者にとって過ごしやすいキャンパスづくりを目指してインターネットを利用して学ぶことができる手話講座を制作しました。
この手話講座は、スマートフォンなどを利用して繰り返し再生して学んでいただくことで、いつでもどこでも無料で学ぶことができるようにしております。
少しでも多くの方々にご利用いただき、簡単な手話を覚えていただくことで、聴覚障がいのある方との距離が近くなり、それが障がい者も健常者もお互いが区別されることなく生活できる地域づくりにつながると思います。
これから手話を学ぼうとする方は、是非、ご利用いただければ幸いです。
第0回:宮崎県聴覚障害者協会および宮崎大学障がい学生支援室からメッセージ
第1回:手話について 1-1(前編)1-2(中編)1-3(後編)
第2回:指文字と数字
第3回:接続語について
第4回:同義語と対義語
第5回:時の表現
第6回:趣味と家族
第7回:仕事について
第8回:天候と乗り物
第9回:医療関係と教育
第10回:地名と福祉
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