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ニュースリリース

宮崎基地特攻資料展を宮崎大学附属図書館にて開催【2022/9/6-9/22】

2022年09月09日 掲載

令和4年9月6日(火)から、宮崎大学木花キャンパス附属図書館において「宮崎基地特攻資料展」(主催:宮崎特攻基地慰霊祭実行委員会、共催:宮崎大学、後援:南九州文化会)を開催しています。

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本資料展は、第二次世界大戦中に日本各地で起こった悲劇が二度と繰り返すことのないよう、大学生をはじめとする若い世代に戦争の悲惨さと平和の尊さを伝えることを目的として、本学が宮崎特攻基地慰霊祭実行委員会と協力して開催しているもので、今年度が3回目の開催となりました。

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会場には、現在の宮崎空港である宮崎基地(赤江飛行場)から出撃した特攻隊員達の遺影や特攻隊員が家族にあてた手紙や遺書などを並べたパネルおよび当時の宮崎基地の全貌が描かれたパネル、アメリカ軍兵士が実際に使用していた装備品や戦闘機の模型などを展示しているほか、MRT宮崎放送の協力を得た映像視聴コーナーを設置しています。また、宮崎県内で飛行中に撃墜されたり、不時着したことなどが原因で命を落としたアメリカ兵38人の資料も展示していて、日米双方からの視点による展示をしていることが特徴でもあります。

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展示初日となった6日(火)は、本資料展を監修している郷土戦史研究家の稲田哲也氏(南九州文化会)による概要説明が行われ、訪れたメディア関係者からも多数の質問が寄せられました。稲田氏からは「宮崎大学で開催させてもらえることに心より感謝します」との謝辞が述べられ、「この宮崎を最期の地として全国各地から集められた大学生と同じ世代の特攻隊員が命を落としたこと。また、多数の若いアメリカ兵もこの宮崎の地で命を落としたという事実を少しでも多くの人に知っていただきたい」と熱を込めて語りました。

本資料展は令和4年9月22日まで開催予定で、大学生のみならず一般の方も無料で入場できます。

▼ 令和4年度宮崎基地特攻資料展 :
  https://www.miyazaki-u.ac.jp/crcweb/news/28410

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