ニュースリリース
2021年08月10日 掲載
令和3年7月29日(木)、宮崎大学において、医工連携による異分野融合型臨床研究を開始したことについての記者発表が行われました。
記者発表では、医学部と工学部との医工連携分野で組織的に取り組み、医学部 帖佐教授と工学部 山子准教授の研究チームが遊びながら楽しくロコモを予防・改善する新感覚ロボットシステム「LOCOBOT®(ロコボット)」を開発し、この度、このロコボットを使ったリハビリによる、人工股関節・膝関節全置換術患者の運動機能改善への効果を検証する臨床研究を医学部附属病院で開始したことについて説明がありました。
また、この臨床研究によりリハビリ期間の短縮化や効率化、人件費の抑制等が期待されるとともに、スポーツトレーニングや、老人ホーム等で高齢者のロコモ予防、認知症予防にも役立つと考えることも発表されました。
※記者発表会の概要はこちらよりご覧ください>>
<記者発表出席者>医学部医学科感覚運動医学講座整形外科学分野 教授 帖佐 悦男工学部工学科機械知能工学プログラム 准教授 山子 剛医学部長 片岡 寛章工学部研究担当副学部長 西岡 賢祐産学・地域連携担当副学長(兼)産学・地域連携センター長 國武 久登
記者発表の様子 (左から、西岡副学部長、山子准教授、帖佐教授、片岡医学部長、國武副学長)
ロコボットの構成:ロボット、床反力計、PC。体の重心を前後左右に動かしロボットを操作する。
なお、ロコボットを社会実装するために宮崎大学発ベンチャー企業のLOCOBOT株式会社(本社:宮崎市、代表取締役:山子剛、URL:https://www.locobot.jp)が設立されています。
※LOCOBOTは国立大学法人宮崎大学の登録商標です。(商標登録第6347682号)
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