twitterロゴ
B!

「都農町」「諸塚村」で実習しました!~地域学入門Ⅱ実施報告~

学生の方へ
2024.2.16

Capa+(キャパタス)事業の【地域活性化・学生マイスタープログラム】では、地域をフィールドに魅力や現状を学び、課題を発見し、そのために行動できる人材の育成を目指しています。
そのプログラム科目「地域学入門Ⅱ」の中で、「都農町」「諸塚村」の2つの地域に分かれて、地域実習を行いました。

地域学入門ⅡA「都農町実習」

地域学入門ⅡAでは毎年、宿泊実習や日帰り実習で地域を深く知り、地域が持つ課題の解決策を考えます。2023年度は都農町で日帰り実習を実施しました。
都農町は宮崎県の中東部に位置し、西側には尾鈴の山並み、東側は日向灘に面しています。宮崎県児湯郡に属する町で人口は約9500人、農の都と書いて「都農町」と言われるだけあって、農業が盛んな町です。
今回は「道の駅つの」の活性化に取り組むため、フィールドワーク、対面授業2回(2コマ×2日間)に加え、オンライン授業(30分×22回)を実施しました。

オンライン授業
地域学入門ⅡAは実習(フィールドワーク)がメインの通年集中講義ですが、オンラインでの授業も併用しています。昼休みにオンラインで集まり、フィールドワークについて説明を受けたり、それぞれの課題の進捗状況を共有しました。

実習(フィールドワーク)
10月28日(土)に都農町の都農神社・都農ワイナリー・道の駅つのの3箇所でフィールドワークを行いました。

都農神社
都農ワイナリー
自分たちが考えた案を発表

対面授業
12月と2月に都農町からつの未来財団の山内さんと假屋さんに来ていただき、対面講義を2回実施しました。自分たちが考えたアイデアをたくさん聞いてもらってアドバイスをいただきました。

真剣に考えます!
アイデアをみんなの前で発表!

地域学入門ⅡB「諸塚村実習」

地域学入門ⅡBでは毎年、世界農業遺産である高千穂郷・椎葉山地域へ実習に行き、そこに住む地域の人々にインタビューをし、聞き書きという手法を使ってまとめています。2023年度は諸塚村に住む人々にインタビューをさせていただきました。
世界農業遺産についてはコチラ
諸塚村は宮崎県の北部に位置し、面積あたりの林道の密度は日本一!丁寧に管理・利用されてきたモザイク林相が美しく、神楽、臼太鼓踊、駄賃つけ唄をはじめとする民謡、民話等、古くから伝わる慣習や伝統文化を大切に継承している村です。

対面授業
地域学入門ⅡBは前期対面講義です。毎週木曜日に対面授業を行い、世界農業遺産や聞き書きについて学びました。
聞き書きとは・・・語り手の話を聞き、文章に残す記録の一形態。この授業では、語り手の人生経験・体験を聞き、語り手の一人語り文体でまとめました。

実習(フィールドワーク)
5月27日(土)に諸塚村の伊藤さん松崎さんにインタビューをさせていただきました。

諸塚村の風景
伊藤さんが編んだカゴに入ったインゲン
インタビュー中
公民館でお話しを聞きます
諸塚村の風景
記念撮影

オンライン(インタビュー2回目)
2回目のインタビューはオンラインで宮崎大学と諸塚村を繋ぎました。

マイスター初級科目ってこんな感じです♪

今回は地域活性化・学生マイスターの初級科目のうち、2つの科目を紹介しました。
マイスターの科目はこんな感じでフィールドワークやインタビューで地域やその地域に住んでいる人を身近に知ることができる授業です。
次回は、上級科目でどんなことをしているかご紹介したいと思います。お楽しみに♪

地域活性化・学生マイスターに関するお問い合わせ

宮崎大学 学び・学生支援機構地域人材部門 Capa+〔キャパタス〕
担当:桑畑
Mail:coc@of.miyazaki-u.ac.jp
TEL:0985-58-7250