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地域課題を解決するための思考法を学ぶ!~地域デザイン概論Ⅰ実施報告~

学生の方へ
2024.3.12

Capa+(キャパタス)事業の【地域活性化・学生マイスタープログラム】では、地域をフィールドに魅力や現状を学び、課題を発見し、そのために行動できる人材の育成を目指しています。
今回は上級プログラム科目「地域デザイン概論Ⅰ」について紹介します(^^♪

「地域活性化・学生マイスター上級科目」とは?

地域活性化・学生マイスターには初級と上級の2つの資格があります。まずは初級の科目を受講し、地域課題の解決に必要な基礎的な力を「地域学入門Ⅰ」「地域学入門Ⅱ」で身につけます。
前回、初級プログラムの科目を紹介させてもらいました。
「都農町」「諸塚村」で実習しました!~地域学入門Ⅱ実施報告~
初級プログラムで基礎的な力を身につけた後、上級プログラム科目である「地域デザイン概論Ⅰ」「地域デザイン概論Ⅱ」で専門的な知識を身につけていきます。

「地域デザイン概論Ⅰ」とは?

「地域デザイン概論Ⅰ」は地域活性化・学生マイスタープログラムの上級科目です。
この授業では宮崎県内の地域が持つ課題(困りごと、やっかいな問題)を解決するための3つの思考法を学びます。
①物体系的に整理して筋道を立て、矛盾なく考える(ロジカル思考)
②物事の全体像を捉え、さまざまな要素とのつながりを把握したうえで、最も効果的な解決法へ向かうアプローチすることを考える(システム思考)
③前例のない課題や未知の問題に対して最適な解決を図ることを考える(デザイン思考)

また、思考法を学ぶだけでなく、実際に活躍している方々の話を聞き、より実践的な思考法の活用を学ぶことができるのが、この授業の特徴です!
マイスターの資格取得関係なく、どなたでも受講可能ですよ。(学部2年生以上)

「地域デザイン概論Ⅰ」~思考法を学ぶ~

授業の様子をちょっぴりお見せします!「地域デザイン概論Ⅰ」は様々な学部学科の学生、そして様々な学年の学生が受講します。いつもの授業とはちょっと違う顔ぶれのなかで最初はちょっぴり緊張するかもしれませんが、それぞれの専門性や知識を活かして楽しく授業が受けられます♪

講義で知識を得る
ワークを通して実践的に身につける

ゲスト講師には工学部の田村先生や株式会社MUSVI代表取締役の阪井さんにお越しいただき、仕事の中で何を意識しているのか、どのように考えているのか、現場での思考法の活用術を学びました。

阪井さんがどのように考えて商品を開発しているか聞く
思考法のヒントがここに!
MUSUVIのテレプレゼンシステム「窓」
実際に商品を使わせてもらいました!

第10回~13回の授業では、4つのグループに分かれて地域商社こゆ財団の鈴木さんをゲストに迎え、「やっかいな問題」について3つの思考を使って解決策を考えました。
そして、第14回目の授業ではグループごとに考えた解決策を発表!農業や観光、各グループ自分たちの専門性を活かした様々なアイデアが飛び出しました!

こゆ財団の鈴木さん
学生とゲストが一緒になって考える
先生にアドバイスをもらいながら
自分たちの考えをブラッシュアップ!

マイスター上級科目「地域デザイン概論Ⅰ」ってこんな感じ♪

「地域デザイン概論Ⅰ」で学ぶ3つの思考法は地域課題の解決はもちろん、この先の大学生活、就活、仕事、など人生の様々なところで役立つ知識です。
「地域デザイン概論」はマイスターの資格取得関係なく、どなたでも受講が可能です。(学部2年生以上)
ぜひ、一緒に授業を受けてみませんか?
次回は上級プログラム科目「地域デザイン概論Ⅱ」をご紹介します!お楽しみに(*´艸`)

地域活性化・学生マイスターに関係する授業に関するお問い合わせ

宮崎大学 学び・学生支援機構地域人材部門 Capa+〔キャパタス〕
担当:桑畑
Mail:coc@of.miyazaki-u.ac.jp
TEL:0985-58-7250