ニュースリリース
2023年11月27日 掲載
2023年11月20日(月)~22日(水)に東京ビックサイトで開催された農林省主催の「アグリビジネス創出フェア2023」に宮崎大学が出展しました。このイベントは農林水産省が主催し、全国の産学官の機関が有する、農林水産・食品分野などの最新の研究成果を展示やプレゼンテーションなどで分かりやすく紹介、研究機関同士や研究機関と事業者との連携を促す場として開催する「技術交流展示会」です。今回は、獣医畜産領域のトピックである牛伝染性リンパ腫対策の一連の研究と新しい採血装置の提案、リスクの多い牛の妊娠出産時の健康管理に向けた新たなシステムの提案、宮崎大学農学部附属フィールド科学教育研究センター住吉フィールド(住吉牧場)の共同研究フィールドとしての活用について、また今年度新たに設置したヘルスケア研究部門で実施する食品等の機能性評価試験の制度も併せて紹介しました。山間地の作物栽培の防霜対策として、霜予測システムについても展示を行い、様々な視点での意見交換を行いました。21日(火)は、農学部獣医学科関口敏教授が「簡易迅速微量採血器具」に関するプレゼンテーション実施。約30名に参加いただき、発表後も多くの方にブースへお越しいただきました。22日(水)は、農林水産省若手農林水産研究者表彰の表彰式があり、農学部篠原慶規准教授が農林水産省農林水産技術会議会長賞を受賞しました。この賞は、表彰が行われる年度の4月1日時点において40歳未満の若手研究者を対象としたもので、篠原慶規准教授は、森林及び竹林の水土保全機能に関する研究が評価を受けての受賞となりました。本当におめでとうございます。今後の更なる活躍を期待しています。【関連記事】▼牛伝染性リンパ腫ウイルス抵抗性マーカー遺伝子の簡易検査キットが誕生(2023.11.6)https://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/topics-info/post-1077.html▼牛の顔認証個体識別を起点とする家畜防疫と飼養衛生管理対策のDX化に着手(2023.7.21)https://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/notice-info/dx-2.html▼「アグリビジネス創出フェア2023」に出展します(農学部HP)https://www.miyazaki-u.ac.jp/agr/news/information/2023-4.html
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