ニュースリリース
2025年07月11日 掲載
令和7年7月7日(月)、日本獣医学会の日本獣医学会賞を産業動物防疫リサーチセンターの関口敏教授が受賞し、学長表敬をおこないました。
日本獣医学会賞は、日本獣医学会が獣医学分野の発展と学術水準の向上を目的として、特に優れた研究業績を挙げた会員や学会活動に著しく貢献した個人に授与する賞です。毎年、選考委員会によって選ばれ、年次大会などで表彰されます。毎年2名のみ受賞し、学会内では最高賞となっています。
関口敏教授は、長年にわたり家畜伝染病の防疫に関する研究に取り組み、特に牛伝染性リンパ腫や牛ウイルス性下痢に対して高精度かつ安価な検査法の開発と現場への普及を実現しました。また、数理モデルを活用して地域ごとの防疫対策を科学的に提案し、産官学連携や国際共同研究を通じて清浄化プログラムの発足にも貢献。基礎から応用まで幅広い研究と実用化による社会貢献が高く評価され、今回の受賞に至りました。
左から:平井卓哉 農学部獣医学部門長、鮫島浩学長、関口敏教授、吉田彩子 産業動物防疫リサーチセンター長、國武久登 農学部長
授賞式及び受賞記念講演は、第168回日本獣医学会学術集会にて(2025年9月4日(木)シーガイアで開催)、執り行われます。
産業動物防疫リサーチセンター(CADIC)では、引き続き、産業動物感染症制御に関する先端研究に取り組み、本県をはじめとする畜産業の発展に貢献してまいります。
▼日本獣医学会賞:Veterinary Science Awardshttps://www.jsvetsci.jp/society/prize01.php
▼牛伝染性リンパ腫ウイルス抵抗性マーカー遺伝子の簡易検査キットが誕生https://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/topics-info/post-1077.html
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