宮崎大学
ニュースリリース

地域発の国際教育プログラムで小学生の国際感覚を育む ~ グローバル人材育成プログラム最終発表会を開催 ~

2025年10月20日 掲載

2025年10月18日(土)、「グローバル人材育成プログラム(主催:一般社団法人 宮崎青年会議所、後援:宮崎大学、宮崎市、宮崎市教育委員会)」の最終発表会が、みやざきアートセンター(宮崎市橘通西)において開催されました。

本プログラムは、小学生を対象とした国際教育プログラムである「国際感覚を培う推進事業」の一環として実施されたもので、地域に暮らす小学生に異文化理解や国際的視野を養う機会を提供し、将来のグローバル人材育成を目指す先進的な取り組みです。本年6月と7月には、宮崎大学に在籍する外国人留学生や日本人学生の協力を得ながら事前学習が行われたほか、9月には、外国人留学生が参加小学生の家庭でホームステイをするなど、宮崎にいながら異文化を肌で体験できる内容で進められてきました。

最終発表会当日は、袈裟丸未央宮崎市副市長、吉成安恵宮崎大学理事をはじめ、協賛企業の皆様、宮崎青年会議所の関係者、そして小学生の保護者の皆様が見守る中、10名の小学生がシンガポールでの研修や8名の小学生が外国人留学生とのホームステイを通して学んだことを、日本語と英語を交えて堂々と発表しました。

また、参加した外国人留学生は、母国の伝統衣装を身にまとい、ホームステイでの思い出を英語と日本語で紹介。シンガポール渡航の引率および事前学習を担当した日本人学生2名(地域資源創成学部4年・和田さん、工学部2年・下条さん)は司会を務め、数か月間の学びを経て大きく成長した小学生たちの姿を温かく見届けました。

参加した外国人留学生からは、「3年間宮崎に住んでいながら今回初めて宮崎神宮を訪れたこと」、「ホームステイ先の家族を自宅に招き、自国の料理を振る舞ったこと」、「久しぶりに家庭の温かみを感じたこと」、「ホームステイ後も継続的な交流が続いていること」などが報告され、小学生とその保護者、外国人留学生の双方にとって有意義なプログラムとなったことが伺えました。

宮崎大学では、今後も県内の高等教育機関や関連団体と連携し、地域に根ざした国際教育活動を推進することで、グローバル社会を主体的に生きる人材の育成と、地域の国際化・活性化に貢献してまいります。

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