ニュースリリース
2023年06月29日 掲載
2023年6月27日(火)、宮崎大学農学部附属フィールド科学教育研究センター延岡フィールドの村瀬敦宣准教授と大学院生が、門川町と宮崎大学の連携プロジェクトの一環として作成したオリジナルのおさかな下敷き「門川のおさかなコレクションシート」を、門川町内にある小学校3校(草川小学校・門川小学校・五十鈴小学校)に贈呈しました。
△ 草川小学校での贈呈式の記念写真(左から校長先生、児童代表、村瀬准教授、博士課程の緒方氏、修士課程の小原氏)
この下敷きはリバーシブルになっていて、表側には門川町内を流れる五十鈴川の淡水域でみられる魚12種類の写真と簡単な解説を掲載しており、概ねこの水域でみられる淡水魚をどなたにでも把握できるようになっています。裏返すと、門川町内の河川河口域でみられる代表的な魚16種の写真と解説が掲載されており、海水が混じるような環境でみつけることのできる魚がひと目でわかるようになっています。また、背景のイラストは、宮崎大学農学部海洋生物環境学科卒業生が在学中に描いたもので、表は門川町の西部にある西門川地域の山林と五十鈴川、里山の雰囲気を表現したデザインになっています。裏の背景は五十鈴川河口付近の雰囲気を表現しており、川の出口の先には、町の無人島である乙島が描かれています。
△ 村瀬准教授による門川小学校校長への下敷きの贈呈
村瀬准教授は、さかなのまち門川町に多様な魚種が存在するという背景には、門川町西部の豊かな山と川の環境があると考え、より手軽に子どもたちや市民の皆様に門川町の山・川・里の豊かさを知ってもらうためのツールとして欲しいとの思いから、研究室に所属する学生達と下敷きを制作。この下敷きは防水仕様になっていて、水辺に持っていっても安心でで、村瀬准教授から「環境学習やフィールドでの魚の判別に役立てつつ、門川の山と川の豊かさについて楽しんでもらうきっかけとなるアイテムになれば嬉しいです」、と言葉が添えられ、児童代表や校長先生に贈呈されました。
△ 五十鈴小学校での贈呈式の記念写真(右:校長先生、中央下2名:児童代表、中央上右:村瀬准教授、中央上左:博士課程の緒方氏、左:修士課程の小原氏)
参考記事
▼大図鑑「ひむかの海の魚たち」に関する詳細 https://www.miyazaki-u.ac.jp/crcweb/news/15898 ▼宮崎大学のひと:豊かな海を次の世代に残したい(緒方悠輝也さん) https://www.miyazaki-u.ac.jp/public-relations/public/folder760/017.html ▼『門川おさかなガイドブック』は以下のURLからダウンロードできます https://www.town.kadogawa.lg.jp/industry/cat/page003631.html
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