宮崎大学
ニュースリリース

令和4年度宮崎大学学生表彰を実施

2023年03月01日 掲載

令和5228日(火)、芸術・文化活動で全国規模の審査で優秀な成績を収めるなどした学生を表彰する表彰式を行いました。

本学では、学生が主体的に創造力と行動力を養い向上できるよう奨励すると共に、変わりゆく世界情勢や新たな科学技術の進展にも対応できる人材を育成し、国際社会の発展と人類の福祉の向上に寄与することを理念としています。

今回は、下記の受賞理由により本学に貢献した個人、サークルに学長から表彰状が手渡されました。受賞された皆様おめでとうございます。今後より一層のご活躍を期待しています。

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氏 名:久永草太(農学部獣医学科6年)

受賞理由:現代歌壇で最も有力な新人賞である「第34回歌壇賞」を受賞。全国から348編の応募があった作品の中から、三枝昂之・東直子・水原紫苑・吉川宏志ら著名な歌人による選考委員によって頂点の作品として選ばれた。同賞の過去33回において学生短歌会からは4名しか受賞者がおらず、宮崎大学短歌会会員として偉大な栄誉に輝いた。短歌の素材も獣医学科での学びから得られた動物たちへの挽歌であり、宮崎県や本学における獣医養成の社会的意義に光を照らす内容である。これまでの6年間、県の文化振興事業などにも積極的に取り組み、「短歌県づくり」に大きく貢献してきた実績も特筆すべきものがある。今後も獣医として宮崎県内で従事しつつ、歌壇での活躍が大いに期待できる人物である。(参考記事:https://www.miyazaki-u.ac.jp/agr/news/information/post-181.html)

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△ 久永草太さん




団体名:ボランティアサークルびいだま

受賞理由令和4年度「障害者の生涯学習支援活動」に係る文部科学大臣表彰を受賞。宮崎県立こども療育センターに入所している重度・重複障害がある児童生徒に対して「学習指導」を行っているほか、活動の延長として、第3日曜日の午後、獣医師が所属する外部団体と連携しながら児童生徒と犬とが触れ合う「ふれあい活動」を行うなど、障害者当事者の学習支援や地域社会との交流の機会の創出につながる活動を展開している。今回、約30年にわたる長期の取組により、これまで所属した学生も250名を超え、障害者支援の人材育成につながっていることや、卒業先も学校関係や福祉施設のみならず、工学、農学などあらゆる分野で活躍していることが高く評価された。

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△ 丸山大和さん(工学部土木環境工学プログラム2年)




氏 名:手束 梨音、小野 楓華、髙見 陽愛(地域資源創成学部地域資源創成学科2年)

受賞理由:令和3年に地域資源創成学部の学生有志で組織された選挙サークルVOICEの共同代表であり、若者(大学生)の政治的意識の涵養、政治参加の促進等を目的に、国政又は地方選挙における宮大生の投票率の向上に係る啓発活動に積極的に取り組んできた。特筆すべき活動としては、令和43月に宮崎市選挙管理委員会に対して、宮崎大学構内に期日前投票所の設置を陳情したことである。本陳情が契機となり、宮崎県知事選挙(令和412月実施)において、宮崎大学創立330記念交流会館に本学初の期日前投票所が1212日・13日の二日間設置された。当初300人程度を見込んでいた利用者は519人を数え、学生並びに教職員の投票機会の拡充に大きく貢献した。また、宮崎市並びに宮崎県選挙管理委員会との共同で学生に宮崎県知事選の投票を呼びかける啓発資材を企画・作成し、大学祭や期日前投票所の開設時期にあわせ、大学構内でポスター掲示やチラシ配布を行うなど、地道な啓発活動にも継続的に取り組んだ。これら活動は、報道機関(テレビ、新聞等)のニュースにおいて大きく取り上げられ、本学の学生にとどまらず、広く県内の若者全体の政治的意識の向上に貢献することにつながっている。

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