宮崎大学
ニュースリリース

第2期生5名が研修開始 ~看護師特定行為研修入講式を開催~

2024年04月09日 掲載

令和6年4月8日(月)、宮崎大学医学部附属病院(附属病院)内にある多用途型トリアージスペース棟にて、看護師特定行為研修センター入講式が行われ、福満美和看護部長(副センター長)から5名の看護師に研修許可書が渡されました。


20240408_tokuteikoui01.jpg挨拶をする帖佐病院長

特定機能病院である附属病院は、高度急性期、急性期医療の質向上を目指し、看護師の専門性強化、臨床判断能力の向上、地域包括ケアシステムを推進してきました。そして、令和4年度に、医師業務のタスク・シフト/シェアをさらに推進し、より良い医療の提供を目指して、看護師特定行為研修の指定研修機関としての指定を受けるため申請を厚生労働省に行い、令和5年度から「外科術後病棟管理領域パッケージ」の研修を実施できることとなり、令和5年度から研修プログラムがスタートしました。

入講式では、帖佐悦男病院長兼センター長から研修生に対する期待の言葉が述べられ、研修生を代表して児嶋明彦さん(医学部附属病院看護部・集中治療部)から、「研修生同士、お互いを励まし合いながら、研修に取り組んで行きたい」と宣誓が行われました。

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代表挨拶をする児嶋さん
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研修許可書を清水さん

研修生は、今後一年間をかけて、e-ラーニングや演習・実習・臨地実習などを受講していくことになっています。所定のプログラムを修了した看護師は、所定の区分において、医師の指示を待たずに手順書に従い、特定行為を行うことが可能となり、患者さんの病態の変化や疾患に迅速かつ包括的に対応できるようになり、患者さんの症状や苦痛の軽減、急変の回避をすることなどが期待できます。

宮崎大学医学部附属病院は、特定機能病院として、県民の皆様の健康増進、安全・安心な医療体制の確立に貢献していくことができるように取り組んでまいります。


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【参考記事】

▼より良い地域医療の確立に一歩前進 ~看護師特定行為研修センターがオープン~【2023.4.7 宮崎大学】
https://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/topics-info/post-974.html

▼ 宮崎大学医学部開講50周年特設サイト
http://www.med.miyazaki-u.ac.jp/home/50thanniversary/

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