ニュースリリース
2025年01月20日 掲載
令和7年1月17日(金)、宮崎大学教育学部教職実践基礎コース4年生10名が宮崎市立青島小学校を訪問し、同校3年学級担任の谷口夢歩教諭(2019年度宮崎大学教育学部同コース卒業、2021年度宮崎大学教職大学院修了)が行う学活の授業「3年生のうちにしたいこと」と、総合的な学習の時間「青島防災っ子」を参観させていただきました。
学活(学級会)では、「3年生のうちにしたいこと」と言う議題で、残り46日となった3年生生活で、これからもっと仲良くなることを目指して何をするか、児童自らが話し合い決めていこうとする内容で、子どもらしい自由な提案や提案理由などが出され、笑いの絶えない学級会となりました。
最終的には、「円になって給食を食べる」ことは決まりましたが、アルバムを作るのかDVDを作るのか、それともアルバムもDVDも作るのか、お金はどうするのか、などの意見がまとまらずタイムオーバーとなって次回に持ち越しとなりました。しかし、全ての児童が積極的に挙手をし、やりたいこととその理由を述べ、吸い上げた全員の意見を司会グループが取りまとめて決めようとする、小学3年生にとっては簡単ではないことに挑戦させることを通じて、児童の自発性を尊重しながら児童自身で考えさせるという奥の深い授業でした。
10名の大学生は、先生の声かけや見守り方などについて真剣な表情でメモを取りながら参観しており、続いて行われた総合的な学習の時間「青島防災っ子」と学級経営に関する懇談会も含めて学びの多い有意義な時間となったようでした。
宮崎大学教育学部教職実践基礎コースでは、地域に根差す学校づくりの中心となる小学校教員を養成しています。教職大学院への進学を前提とした、6年間を見通したカリキュラムを編成するとともに、市町村教育委員会等と連携した教育現場でのフィールドワークが学部1年次から充実しています。
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