ニュースリリース
2024年11月26日 掲載
11月10-15日に静岡県沼津市にて開催された35th International Photovoltaic Science and Engineering Conference (PVSEC-35)において、GX研究センターの荒木 建次特別教授と工学研究科1年の松林 海紀さんが、「Oral Presentation Awards」と「Poster Awards」をそれぞれ受賞しW受賞となりました。本学会での受賞は宮崎大学として初の快挙です。
(左から)松林 海紀さん、 荒木 建次特別教授
【Oral Presentation Awards】GX研究センター 荒木 建次受賞テーマ「PV for HAPS(High Altitude Platform):Tensor-Matrix-based modeling and measurement validation」
【Poster Awards】工学研究科 先端情報コース 修士1年 松林 海紀受賞テーマ「Rapid Generation of Solar Spectrum with Sensor Photodiode Arrays」
PVSEC-35は、アジア最大の太陽光発電システムに関する国際会議であり、第1回が1984年に日本で開催されて以降、中国、オーストラリア、インド、韓国、タイ、シンガポールと各国で開催され、第35回目となる今回は34の国と地域から900名を超える参加がありました。
Awardsの選考では、研究内容はもちろんのこと、プレゼンテーション能力や質疑応答も考慮されます。松林さんは、新たなハードウエア構成で太陽光スペクトルを簡易かつ高速で評価する手法aが、荒木特別教授は、今後普及が期待されるHAPS(High Altitude Platform Station:成層圏通信プラットフォーム)に搭載された太陽電池パネルの解析手法bが高く評価されました。
宮崎大学では、GX研究センターを中心に太陽光発電システムの研究開発を進めています。今回受賞した2つの研究成果により、太陽光発電システムの新たな応用開発が期待されます。
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