ニュースリリース
2025年12月23日 掲載
令和7年12月13日(土)、宮崎大学農学部附属住吉フィールド(住吉牧場)において大学開放イベントが開催され、1,225名の皆さまに来場していただきました。
これは、農学部で行われる教育・研究・社会貢献活動について、地域の皆さまに広く知っていただくことを目的に定期的に実施しています。学生が実習などを通じて生産した農畜産物の販売が行われるほか、「バター作り体験」・「トラクター乗車体験」・「椎茸コマ打ち体験」・「海の生き物触れ合い体験」・「木工体験」などの子どもも楽しめる内容となっていることから、例年多数の地域の皆さまにお越しいただいております。
住吉牧場は、大学としては西日本最大級の敷地面積があり、約200頭の牛と約100頭の豚が快適な環境のものと飼育されており、当日は正午過ぎから雨というあいにくの天気ではありましたが、曇りだった午前中、飼育されている家畜との触れ合いや各種体験イベントを通じて沢山の子どもたちの笑顔で溢れていました。
また、今回の牧場開放イベントでは機械の故障により生産中止していた宮崎大学Milkが限定復活し、用意していた約280本がわずか1時間たらずで完売しました。本牛乳は来年1月中旬より、宮崎市内の小売店等でも販売を再開する予定です。
宮崎大学Milk(通称:宮大牛乳)は1927年から牛乳生産が始められ、100年近い歴史を持ち、1935年には昭和天皇に献上されたこともあります。住吉牧場で絞った生乳だけを使い、昨年機械が故障する以前はパック充填までの全ての作業を住吉牧場内で行っていた、根強いファンのいる牛乳です。
昨年2024年に、宮崎大学農学部は創立100周年を迎え、今年は畜産学科と草地学科の同窓会である牧友会が100周年を迎えました。大学設置に携わった先人たちと、先輩方が築き上げてきた農学部の伝統を大切にしながら、自治体や企業等との連携を深め、更なる挑戦を続けてまいります。
▼ゴールデンウイーク特別企画「じゃがいも収穫体験」~3日間で874名が参加 ~https://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/topics-info/3874.html
▼国内初!農学部が日本GAP協会公認研修機関に認定(2022.10.21) https://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/edu-info/gap.html
▼フィールドセンター徒然日誌https://blog.canpan.info/mfsc/
▼イベントを通じた地域の森づくりへの貢献(宮崎大学Milk)https://www.miyazaki-u.ac.jp/sdgs/mediafile/4094_ag_hinata01.pdf
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