ニュースリリース
2023年06月14日 掲載
令和5年6月14日(水)、ゆにのもり保育園の園児25名が宮崎大学農学部フィールドセンターを訪れ、スイートコーンの収穫体験を行いました。
△美味しいスイートコーンの見分け方を真剣に聞く園児達
スイートコーンは、近年になって全国各地で栽培されるようになり、宮崎県は都道府県別に見ると10位以内の生産量となっています。農学部附属フィールドセンター(木花)においても、学生実習の一環でスイートコーンを栽培していて、一部は大学内で販売されるほか、地域の保育園や幼稚園の児童を対象に収穫体験を実施してきました。
収穫体験当日は、心配された天気も持ちこたえ、園児の皆さんには歓声を上げながら、楽しそうに収穫をしていただきました。園児の皆さんが、スイートコーンを自宅に持ち帰って、保護者の皆さんと美味しく食べてくれる様子を想像するだけでワクワクします。
宮崎大学では、様々な体験を通して「食材のありがたさ」や「食べる喜び」を楽しみながら知ってもらい、食育活動を推進していくこととしています。
△収穫したスイートコーンと一緒に
▼農学部における取り組み農学部では、2011年より4年間をかけて学生を対象としたGAP教育プログラムを構築し、現在も継続して実施しています。この中で、農学部附属フィールド科学教育研究センターの木花フィールド(農場)および住吉フィールド(牧場)がGAP認証を取得し、学生教育へ活用してきました。近年では、学生教育だけでなく、多くの学外者向けの研修も行っています。
また、2022年度には、日本GAP協会公認研修機関として認定されたことにより、JGAPおよびASIAGAP認証に必要な知識の習得ができ、指導員資格の取得も可能な研修を実施できるようになりました。実施できる研修は、農産および畜産それぞれに対応した【JGAP指導員基礎研修】【JGAP団体認証研修】【JGAP指導員現地研修】と農産のみを対象とした【ASIAGAP基礎差分研修】の7種類です。これらの研修は、農学部学生だけではなく、学外者も受講が可能であり、GAPを学んだ学生の輩出に加え、地域のGAP普及にこれまで以上の貢献が期待されています。
▼GAP( Good Agricultural Practices )農業生産活動において食品安全、環境保全、労働安全に関するリスクを低減し、農業の持続可能性を確保するための取り組みです。一般財団法人日本GAP協会の審査を経て、承認され、GAP認証を受けた農産物は、持続可能な農業により生産された農産物として、オリンピックなどの国際的なスポーツ大会や国際イベントなどで食材として使用されます。
▼大学生が園児にカラーピーマンの苗植えを伝授(2023.4.21) https://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/topics-info/post-982.html
▼国内初!農学部が日本GAP協会公認研修機関に認定(2022.10.21) https://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/edu-info/gap.html
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