ニュースリリース
2025年02月27日 掲載
2025年2月24日(祝)、公開講座「トーナメントからリーグ戦へ -固定観念から抜け出し、日本の野球に新たな可能性を-」を、宮崎大学まちなかキャンパス(宮崎市若草通アーケード内)で開催し、15人の皆さまにご参加いただきました。
本講座は、堺ビッグボーイズ(大阪府)で野球指導に携わりながら、海外と日本の選手育成法の違いなどについて全国各地で講演活動などを行っている阪長友仁氏(一般社団法人 Japan Baseball Innovation 代表理事)が講師を務め、2017年度から実施しており、今年度が8回目の開催となります。
2024年8月、夏の甲子園大会に出場しなかった高校3年生を対象としたリーグ戦「LIGAサマーキャンプ」が北海道で開催され注目を集めましたが、これは、一発勝負のトーナメント戦では出場できる選手が限られてしまうことから、「一人でも多くの選手に成長の機会を与えたい」、「高校3年生の夏をたった一度の負けやスタンドからの応援で終わらせてはいけない」との阪長氏の想いから実現した取り組みです。
今回は、大会でアシスタントを務めた森岡鈴さん(九州医療科学大学専門学校2年、宮崎市在住)と山内美月さん(青森中央学院大学2年、青森市在住)も駆けつけ、阪長さんとともに「LIGAサマーキャンプ」を紹介。初めての取り組みであるにもかかわらず、全国各地から52人の高校球児が集まり、栗山町民球場や北海道日本ハムファイターズの本拠地でもあるエスコンフィールドで開催されたこの大会が選手たちに及ぼした効果やトーナメント戦形式からリーグ戦形式に移行を進めながら、野球というスポーツが選ばれるための価値を創造していくことの必要性について訴えかけられました。
また、野球日本代表侍ジャパンのチームドクター(2023 WBSC U-12、2022 WBSC U-15、2024プレミア12)としても帯同することがある長澤誠医師(宮崎大学医学部整形外科学講座)が、普段は知ることができないチームドクターとしての仕事を、笑いを交えながら紹介しました。
宮崎大学では、今後も様々な角度から多様化する学びのニーズに合わせた講座を実施し、地域社会及び国際社会に貢献できるよう取り組んでまいります。
◎関連記事▼侍ジャパンキャンプ地から全国に発信 ~ 宮崎大学公開講座「世界の野球事情」 ~ https://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/topics-info/post-1273.html
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