宮崎大学
ニュースリリース

シンガーソングライターの永吉愛さんが特別講師として来学!

2022年11月14日 掲載

令和4年11月11日(金)、創立330記念交流会館ホールにおいて、教育学部専門科目「中等国語科教育法Ⅲ」の特別講義がシンガーソングライターの永吉愛さんを講師として迎えて行われました。

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△ 講師の永吉愛さん

この講義は、科目担当の永吉寛行准教授が以前永吉愛さんのライブを訪れた際、「一歩~ippo~」という楽曲を聴いて感動し、またその曲が学校現場で合唱曲としてアレンジ使用されていることを知ったことから、永吉愛さんに特別講師を依頼したところ快諾していただいたことから実現したもので、今回で3回目。国語科教育を専門とする教員を目指す学生に、学校現場での合唱指導を想定して、「詞(詩)」のイメージを子どもたちに持たせることを効果的に指導する力を身に付けることを目的として行われました。

講義はまず、学生たちがグループに分かれて「一歩~ippo~」の歌詞を解釈した後、朗読方法を話し合い、解釈の発表及び朗読実演を行いました。全グループの発表終了後、永吉愛さんから、実際に「一歩~ippo~」の詞を書いた時の出来事や思い、そして現在この歌を歌うときに感じていることなどについて話があり、学生の発表を聞いた感想として「自分では思いつかなかった歌詞の解釈を聞けて新しい発見となりました。これから先生として色々な子どもたちと触れ合う機会があると思いますが、柔軟に対応していける先生になってほしいです」と激励がありました。また、最も永吉愛さんの心に響いたグループの学生には「一歩賞」として「一歩~ippo~」という曲のタイトルに因んだ賞品が贈られました。

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△ 研究発表のようす

学生からは「詞の意味を考えて歌に込められた思いを明らかにするという活動を実際に作詞された方の前で行うというのがとても貴重な経験だった」「詞が誰に対するものか、あるいは自分に向けたものなのか等を考えることで、より歌が自分の中に入ってきて、それが将来教員になった時の合唱指導において大切になってくるのだと思った」といった感想が聞かれました。

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△ 弾き語りのようす

講義の最後には、永吉愛さんが今回の題材となった「一歩~ippo~」と、ぜひ宮崎の小学生に広めたいという「Sun!Sun!宮崎!」をピアノ弾き語りで披露していただきました。宮崎大学教育学部は、小中一貫教育コース、教職実践基礎コース、発達支援コースの3つのコースからなり、地域で活躍できる教員の養成に力を入れたさまざまな講義を行っています。

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▼研究者データベース
永吉 寛行 https://srhumdb.miyazaki-u.ac.jp/html/100002181_ja.html

▼宮崎大学のひと~百人一首の魅力を伝えたい 永吉 寛行(ながよし ひろゆき)さん~
https://www.miyazaki-u.ac.jp/public-relations/public/folder760/008.html

▼永吉准教授が担当する公開講座はこちら
楽しく学ぶ百人一首~和文化世界への招待~ https://www.miyazaki-u.ac.jp/crcweb/news/open_class/28502

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