宮崎大学発ベンチャー企業Smoltの商品が生協売店にラインナップ

2023年10月13日 掲載

 

2023年10月12日から、宮崎大学発ベンチャー企業Smoltが手掛ける魚と自然にやさしいブランド"FISH FARM SAKURA"の商品が宮崎大学生協書籍購買店で販売開始されました。

・桜鱒のソフトジャーキー　800円（税込）
・桜鱒のスモークコンフィ　1,300円（税込）
・桜鱒の炊き込みご飯　1,300円（税込）

上野賢さん（宮崎大学大学院農学工学総合研究科３年）が代表取締役社長を務める株式会社Smoltが生産する「つきみいくら®」は、ANA国際線ファーストクラス機内食でも提供されるなど、全国的にも注目を集めています。「つきみいくら®」とは、Smoltが生産する桜鱒（さくらます）からとれる⻩金のいくらです。桜鱒とは冷たい淡水の河川に住む山女（やまめ）が海や湖に降り大型化したものの呼称で、日本固有の鮭の仲間であり、自然界では数が少なく、幻の魚とも言われています。

Ｓｍｏｌｔでは、研究と技術で未来に「おいしい」を受け継ぐことを目標に、希少な純国産のサーモンの資源量が年々減少している中で、自然に負荷をかけない山と海を往復する独自の養殖技術をベースに優れた家系の選抜を行い、日本固有種のサーモン（鮭）である桜鱒と、その魚卵であるいくらを完全養殖により生産しています。これにより、天然資源に頼ることなく、海の豊かさを守り、おいしい日本の魚食文化を100年先も楽しめる未来の実現を目指していて、STI for SDGsアワードの科学技術振興機構理事長賞を受賞したこともあり全国から注目が集まっています。

FISH FARM SAKURAは、2023年6月に当社がリリースしたブランドで、"自然とともに魚をのびのびと育む"ことをコンセプトにしています。今回、宮崎大学生協書籍購買店で販売開始する3商品は生産の過程で十分な大きさに育たなかった魚や、卵を取り出したあとのメスの身を利用し、おいしい桜鱒を余すことなく味わい尽くせるように、開発されました。

是非、この機会に、宮崎大学発ベンチャー企業が生み出した商品を堪能していただければ幸いです。

〇書籍購買店営業時間　
平日　8:15～17:30　　　　　土日・祝日　閉店

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