研究目的・研究目標

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研究目的

科学技術と世界及び地域の発展に貢献

  • 工学及び工学基礎分野において科学技術の発展に貢献し, 高レベルの技術者を養成する研究を国際的視野に立って行い ,地域社会にとっても魅力と存在感のある研究を行う。

研究体制及び研究支援体制のあり方

  • 異なる分野間の積極的な協力による共同研究を推進し,工学の新しい領域を開拓する中で,地域の期待にも応える。研究支援組織として,技術職員の技術力の向上と技術支援体制の強化を図る。共同利用施設等は全学的な観点で整備を積極的に進め,工学部はその円滑な運営に協力し,研究基盤の充実を図る。

研究の推進及び支援するための諸施策・諸機能のあり方

  • 宮崎地域をはじめとするさまざまな社会的要請も配慮して点検評価を行い,学部及び宮崎大学全体を見渡した研究体制の見直し及び改善を含む諸施策を策定し,研究環境を整備する。産学官の共同研究,プロジェクト研究,施設の共同利用を推進し,外部資金の導入を積極的に進める。総合化・複合化による新規課題の発掘や独創的な個人研究の支援にも努め,研究の高度化・学際化・国際化に対応する。

研究目標

研究を推進する分野とその目標

  • 『工学の基礎・基盤に関わる長期的視点の研究』
    理論や解析の原点である理学分野の研究ならびに応用数学や応用数理の研究は,工学の新しい知の創造に不可欠な研究である。このような視点から,「工学的基礎に関わる研究」及び「応用数学や情報系数理学などに関わる研究」を工学部の基礎・基盤研究として発展させる。
  • 『未来を切り開く科学技術の開発に関わる研究』
    基礎・基盤研究から展開される応用分野の研究を工学部の研究として発展させることを目的に,「新物質・新現象の発明発見に関わる研究」及び「先端・近未来技術の開発に関わる研究」を推進するとともに,産業・技術開発に直接貢献する研究としての「新産業の創出に関わる開発研究」の展開も主要な目標となる。
  • 『環境,安全,生命などの社会的課題に関する研究』
    工学のもう一つの側面として,生活の向上や社会の発展への貢献を目的に,現在の社会が抱えている課題に取り組む研究も必要である。地域の特色を活かして,恵み豊かな自然の保全・再生による自然共生型の社会の構築,健全な物質循環が確保された循環型社会の形成に資するために,「循環型・環境調和型物質及び物質の製造に関わる研究」,「環境負荷低減型技術及びエネルギーの有効利用に関わる研究」及び「水環境改善技術の開発と豊かな生活環境の創出に関わる研究」を相互に関連させながら総合的に推進する。

研究体制及び研究支援体制の目標

  • 柔軟で機動性に富む研究体制を構築するために,教員個々の研究に留まらず,組織的体制の下でプロジェクト研究を推進する。
  • プロジェクト研究や大学院生をはじめとする若手研究者の研究の環境を向上させるために,新たな研究棟の建設などを提案するとともに,学内施設の積極的活用を図る。
  • 研究活動の進展に対応し,研究支援体制の充実を図ることのできるシステムを構築する。特に技術職員の組織や研修などのあり方を恒常的に改善し,支援体制を強化する。
  • 宮崎大学における機器・装置を有効活用するために,共同利用施設の充実及び円滑な運営に協力する。

研究の推進及び支援するための諸施策・諸機能の目標

  • 研究の活性化を図るために外部評価等を実施し,評価結果を踏まえた改革に組織的に対応し,研究内容の充実と研究環境の整備を図るためのシステムを構築する。
  • 教員個々の研究を,学際的・国際的研究プロジェクトとして統合化・複合化して展開するための専門委員会を設立し,特色ある大型プロジェクト研究を委員会主導の下に推進する。
  • 研究成果の社会的還元を目的に,地域の産業及びその支援組織と連携し,社会的・地域的要請に基づく共同研究の推進のための方策を図る。
  • 学内共同利用施設の運営及びその機器の管理などに多くの工学部教員を参加させ,先端的研究の推進に不可欠な高度研究設備の導入などを図り,研究基盤を充実させる。
  • 新規課題の発掘,萌芽的・独創的な研究及び発展性の見込める研究に対しては,予算上の重点配分等を含めて支援を行う。
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