産業DXにつながる活動

トップ 研究・産学連携 産業DXにつながる活動

(令和5年10月11日現在)

健康・長寿命社会の実現に向けたDXの取り組み

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●工学教育研究部の山子剛准教授 と医学部の研究チームが遊びながら楽しくロコモを予防・改善する新感覚ロボットシステム「LOCOBOT®(ロコボット)」を開発し、この度、このロコボットを使ったリハビリによる、人工股関節・膝関節全置換術患者の運動機能改善への効果を検証する臨床研究を医学部附属病院で開始した。リハビリ中、「ガッツポーズ」がでました。

宮崎大学における医工連携による臨床研究開始について記者発表
http://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/topics-info/post-693.html


環境・エネルギーに関連したDXの取り組み

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●工学教育研究部の奥山勇治教授らのグループは九州大学の山崎仁丈教授、兵頭潤次特任助教、九州大学大学院博士後期課程の辻川皓太氏、岐阜大学工学部の志賀元紀准教授らと共同で、400℃程度で動作する固体酸化物形燃料電池(SOFC)に必要なプロトン(H+)伝導性電解質を探索する人工知能(AI)モデルを開発し、たった1回の実験で新規プロトン伝導性電解質を発見しました。開発したモデルを活用することで、材料探索やデバイス開発が大幅に加速されることが期待されます。

AIモデルの開発により、たった1回の実験で新規プロトン伝導性電解質を発見! ~中温動作燃料電池に用いる電解質材料の開発加速化に期待~
http://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/edu-info/ai1.html


●工学教育研究部の奥山勇治教授らのグループは横浜国立大学、産業技術総合研究所らの研究チームと共同でプロトン伝導セラミック燃料電池の発電性能を飛躍的に向上し、実験データを再現できる計算モデルを構築し、発電効率70%以上を実現できることを明らかにしました。開発したDX技術を活用することで、デバイス開発や発電システムの開発が大幅に加速されることが期待されます。

次世代プロトン伝導セラミック燃料電池の発電性能を飛躍的に向上 ― 発電効率70%が実現可能で、カーボンニュートラルに貢献 ―
https://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/edu-info/-70.html


農林畜産業を中心とした地域産業DXにつながる取り組み

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●工学教育研究部の 川末紀功仁教授を中心とする研究グループがAI(人工知能)とAR(拡張現実)技術を駆使して開発した「豚の体重」を瞬時に可視化する装置を開発しました。

「2021年農業技術10大ニュース」に「豚の体重が見えるめがね」が選定されました!
http://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/topics-info/202110.html


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●工学教育研究部の ティティズイン教授のグループは、蹄病の早期発見のためにその予兆である乳牛の跛行検知による異常の早期発見および重症化の未然防止と生産性の向上に取り組んでいます。さらに、一次産業分野の深刻な人手不足の解消につながる一頭一頭の個体管理の自動化による負担軽減をめざしています。研究・開発は、株式会社NTTデータ経営研究所を代表機関として、訓子府町内のホクレン訓子府実証農場で、ローカル5GとICTを活用し、4Kカメラや3Dカメラで撮影した乳牛の高精細映像画像を分析することで進めています。

産学官連携によるローカル 5G を用いたスマート農業実証プロジェクトの開始について ~ICT 技術を用いた乳牛の効率的な個体管理をめざす~
https://www.miyazaki-u.ac.jp/tech/mediadata/pdf/topic_20211025.pdf


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●工学教育研究部の田村宏樹教授は、2021年度に、アシストスーツの導入による原木椎茸生産で労働負担の軽減や生産効率の向上に向け、独自開発した腰部負担をリアルタイムで"見える化"するアプリや筋電計等を用いて検証実験を行いました。

「サステナアワード2021」みどりの食料システム推進賞を受賞
http://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/topics-info/2021-46.html


教育

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●工学教育研究部の川崎典子准教授らは、英語への苦手意識から英語コミュニケーションに興味を持ちにくい傾向がある工学系学生の学習意欲を高めるために、ゲーム感覚で取り組めるVR英会話を導入し、英語学習意欲の向上に繋げられるかどうかの効果検証を行っています。

工学部でVR英会話プロジェクトを開始 ~VR空間を利用した英会話レッスンで楽しみながら学習できる~
http://www.miyazaki-u.ac.jp/newsrelease/edu-info/vr-vr.html


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●土木環境工学プログラムでは、ドローンを用いた測量などの実習を行っています。また、卒業研究ではその技術を応用し、橋梁をデジタルモデル化して維持管理への活用を検討したり、河道や山地斜面の地形を把握して土砂移動を評価する研究を行っています。

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