
【学生レポート】10月8日(土) 第3回みやざきビジコン 完!
こんにちは!Capa+学生アンバサダー、宮崎大学4年の長友萌花です。いろ~~んなことをやっているCapa+の事業のひとつ「宮崎・学生ビジネスプランコンテスト(通称:みやざきビジコン)」。昨年みやざきビジコンに出場した私は、今年はいち観客としてビジコンを楽しみました。
5月に行われた一番初めの説明会から決勝まではや5ヶ月!2022年のみやざきビジコンを振り返ってみます。
目次
ノリと勢いと不安と、2022夏!
「ノリと勢いでやっちゃえ!」
たくさんの大学や学部で、様々な学年向けに計10回以上行われたビジコン説明会。プロデューサーの土屋有先生(宮崎大学地域資源創成学部)はいつもこう締めました。すごく無責任で、とっても温かいエールです。土屋先生の勢いに目をキラキラ輝かせている学生もいれば、腰が引けている学生もいます。だけどきっと、その場にいた全員が「エントリーしたら、私、何か変わるかも?」「ビジコンに挑戦する勇気はまだ湧かないけど、とにかくこの夏何かやってみよう」と思ったはずです。
日本一アツいひなたの夏が始まりました!

「宮崎・学生ビジネスプランコンテスト」ってなんだ?
みやざきビジコンは、宮崎県内の大学・短大・高専生を対象とした宮崎で一番ビッグなビジネスプランコンテストです。ビッグなスポンサー企業の数々が並んでおります。県内学生がチームの代表であれば、どの県に住んでいても、海外に住んでいても、共同提案者としてみやざきビジコンに参加できます。逆に言えば、県内学生が代表でない限り絶対に参加できない、超超超“宮崎の学生をひいきするコンテスト”なのです(ほら、あなたもひいき対象者!)。
参加学生は、ビジネスプランの新規性や実現可能性、表現力を競います。
まずはビジネスプランを事業計画書に書き起こし提出することでエントリーとなり、書類審査、プレゼン審査を乗り越えて、決勝に進出できるかどうかが決まります。
コンテストまでの5ヶ月間は、『アントレプレナーシップ教育講座』でばっちりサポートしてもらえます。今年は、コテージ・ヒムカで行われた合宿やビジネスプラン作成のスペシャリストによる講座があったみたいです。
一緒に頑張る仲間がいないまま参加しても、ビジネスの知識がひとつもないまま参加しても、大丈夫!心配無用です!不安は全部拾い集めてくれます(なんだかビジコンの回し者みたいになっちゃったけどただの事実です!)。

言葉にする。伝えてみる。
今年のビジコンには過去最多の37組の応募がありました。たくさんの出会いと想いと未来と学びと・・・本当にたくさんのバックグラウンドがある分、悔しい思いをする学生達もたくさんいました。
それでも、身の回りの「なんで?」を言語化し、解決策を探り、自分の声で誰かに伝えることには大きな意味があったと思うのです。決勝のステージには立てなくても、変えたいことは自分の力で変えていけます!必死で頑張れば。
そして『アントレプレナーシップ教育講座』で学んだことは今後も一生使えます。出場から一年経った私も、未だに資料を見返しながらジャンジャン使わせて頂いております!
※惜しくも決勝に進出できなかったチームの資料も全て掲載される報告書が一年以内に発行されます。みやざきビジコンHPをチェックしてください♩

10月8日(土)決勝プレゼンテーション@メディキット県民文化センター
激戦を勝ち抜き、決勝のステージに立ったのは8組。大学に入学して半年のフレッシュボーイから、元理学療法士、三度目の大学入学の方まで(!)、面白い顔ぶれが揃いました。
呼吸のタイミングを見失うくらい素敵なプレゼンの数々、本当は一組一組感想を述べたいところですが・・・、
一言言わせて頂くと、人生で初めてプレゼンを聴いて涙が出ました。他人への想像力や社会への好奇心がこんなに大きな力になるってすごい!
((ちなみに、どうでもいいかもしれませんが・・・私のイチオシプランは、看護学生の、オープンな性教育を提案する「Let me be」です。
きっと全部正しくてかっこよくて、観客の皆さんそれぞれに共感できるビジネスプランが見つかると思うので、来年は是非、ご自身の目でご覧ください。
みやざきビジコンHPに後日掲載されるアーカイブ動画もごゆっくりご覧ください!
グランプリの方、その他たくさんの素晴らしい賞を受賞された方、少し悔しい思いをされた方も、
みやざきビジコンに関わった全ての皆様、本当におめでとうございます!
グランプリを受賞された谷澤直春さん(宮崎大学農学部1年生)のプラン「竹を使った新飼料の開発」、これから育っていく未来が見えてとっっっても楽しみです!!

創造力は未来だ。
みやざきビジコンの学生スタッフである菊地未紗さんが考案した今回のキャッチコピーです。
5月の説明会から始まり、様々な創造が宮崎に生まれました。未来がどれだけ近いか遠いかは分からないけど、創造力で、それぞれの学生の未来もこれからの社会も、ほんの少しだけ変わったはずです。
みやざきビジコンから始まった新しいこれからを楽しみにしています!


●あとがき
ビジコンに出たからって特別何かが大きく変わるわけじゃないし、賞金は正しく楽しく使えたらそれでいいし(←期待され応援されていることを忘れずに!)、もし失敗しても誰もバカにしないです。私は未来の自分が楽しみだし、ビジコンに出て良かったなって思っています。
第3回みやざきビジコンに出場した皆さんも、第4回以降にエントリーする皆さんも、ノリと勢いで、思うままにやっちゃってください!ファイト!
個人的な感想としては、ドッキドキの審査タイムの間、Pioneer Pork代表の有方草太郎さん(3代目ビジコングランプリ!ほぼ歴史上の人物!)と一緒にトークセッションをさせて頂けたことがとても不思議で特別で最高の瞬間でした。(なんと司会はMRTアナウンサーの山崎直人さんとシンガーソングライターのいちたにななさん!)
ビジコンに出ていなかったらできなかった経験と知ることのなかった思いが本当にたくさんあります。だけどだけど・・・
ビジコンだけじゃなくて、インターンシップも生き方発見もサークルもバイトもWeekly Work Cafeもあります。できそうなこと、やりたいことをやればいいと思います!
今振り返ると、私のビジコン出場へのステップはDIVE!ミヤザキ・プロジェクトでした…(^^)
文:長友 萌花 Nagatomo Moka
宮崎大学地域資源創成学部4年(掲載当時)
